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科学的姿勢
- 2007/10/20(Sat) -
 いまちょっとおもしろい本を読んでいます。
 「生物無生物のあいだ」(福岡伸一、講談社現代新書)です。結構売れている本です。

 この本を読んでいると、科学的姿勢というか、真理探求の作法について書かれているくだりがありました。

 テーマは、「病原体の特定」です。

 病原体を特定するために不可欠な手続として、以下のことが述べられています。

 1)患者と健康な人の体液を比較検査する
  しかし、患者にだけ存在する微生物を発見しても、それが病原体と断定するのはあまりにも時期尚早

 2)患者、健康な人、それぞれひとりずつではだめ。もっと多くの例数をそろえる
  しかし、「全ての患者にその微生物が存在し、全ての健康な人にその微生物が存在しない」ことが発見されても、まだ早い
  それは、その微生物と病気との間の相関関係が明らかになっただけで、因果関係までは証明されていない

 3)介入実験を行う。つまり、その微生物を実験動物に接種し、結果として病気が発症するかを確認する。これによって因果関係が明らかにる
  しかし、因果関係が明らかになっても、まだ終わりではない
  実は目に見えている微生物以外に、目に見えない病原体が接種した溶液の中に存在するのかもしれない

 4)接種する溶液から目に見えている微生物を濾過などにより取り除き、その濾過液で病気を発症することはないか

 かくのごとく、慎重に慎重を重ね探求を行う、ここに自然科学者の科学的姿勢があるのだと思います。

 このような自然科学に比べて社会科学、例えば会社経営における探求姿勢はどうなのでしょうか?

 社会科学ですからなかなか絶対的真理はないことが多いのでしょう。ただ、それ故に「大ざっぱでいいんだ」との言い訳にしているとすれば、反省が必要な気がしています。

 意思決定は大胆に行うことが必要です。でも分析を大胆に行うことは危険です。


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