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費用の部門別按分
- 2010/06/20(Sun) -
 部門別会計上、費用の部門別按分について問題になることがあります。

 内部振替制度や本社費・共通費の配賦とは少し異なった問題です。

 内部振替は、社内での売買に関することです。

 本社費・共通費の配賦は、受益者の視点はあまりなく、一定の規模基準などでバサっと負担させてしまおうという、ある意味大ざっぱな制度です。(詳しくは→本社費配賦

 費用の按分とは、共有の資源をいくつかの部門で使用したときに、その使用量に応じて按分計上したり、複数部門共同でなにかの行為を行った場合に発生した費用を原則とした受益の度合いに応じて按分しようということではあります。が、往々にして不必要に按分計算したりすることがあります。

 例えば、ある小売業において、店舗指導員の人件費を店舗ごとの指導時間に応じて店舗に負担させようなどという按分計算が行われたりすることがあります。

 どうも、時として、部門別会計の目的を見失って、細かく部門計上することが自己目的化したりすることがあります。要注意です。

 このケースで、指導時間比で指導員の人件費を店舗が負担するということについては、少なくとも3つの問題があります。

 ①店舗側はコストアップになる理由で指導を望まない
 ②店舗の人件費管理の精緻化を阻害する要因になる
 ③現場と本部とで煩雑な事務が発生する

 実はこれ以上に問題なのは、本質的問題として、このような管理会計制度を作ると言うことは、望むと望まないとにかかわらず、店舗側に、「指導は大きなコストなので、なるべく使わないようにせよ」という暗黙のメッセージを送ることになります。

 このケース以外にも、受益の度合いに応じて按分計算することが却って現場の業務に支障をきたすことはよくあります。

 部門別会計は、マニアックに細かく費用計上することが目的ではありません。

 人、特に現場を活性化し、
 事業上の課題を明らかにし、
 事業の評価
を行う、

 個々の制度が、そのために、なっているのか、常に自問自答したいところです。


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