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高速増殖炉もんじゅ再始動
- 2010/05/07(Fri) -
 昔環境の仕事をしていた頃に、興味があって、高速増殖炉については、少し調べたことがあります。

◇高速増殖炉(FBR)は、核分裂連鎖反応によって発電しながら、消費した以上の核燃料を生み出せる原子炉
◇燃料は、プルトニウム239とウラン238
◇つまり、プルトニウムの核分裂によって発電しながらウラン238を効率的にプルトニウム239に変換し、核燃料を製造する
◇冷却材として、水の替わりに中性子をほとんど吸収しないナトリウムを使用。これにより効率的にプルトニウムを生産する仕組み。 ◎技術的には未確立で危険を伴う、日本以外は断念

 元々プルトニウムは自然には存在しない元素で、原子力発電などの核分裂によって生成される元素です。

 プルサーマル計画では、放射性廃棄物であるこのプルトニウムと燃え残りのウラン235とを再処理して精製したMOX燃料を、再び軽水炉などの原子力発電で使おうということですが、高速増殖炉では、この再処理のサイクルを1つの炉内でやってしまおうというふうに考えると分かり易いでしょうか。

 すごい技術なんですね。

 ただ、核分裂によって放出される熱を、原子炉から取り出す役割を果たす流体、つまり冷却材としてナトリウムを使うところがひとつの技術的難問であるようです。

 軽水炉のように、冷却材として水を使用するなら、さほど困難ではありませんが、ナトリウムは空気や水に触れることで激しく燃焼しますから、事故につながる、そんなことです。

 私も一時は、原子力は過渡的なエネルギー源に過ぎないと、どちらかと言うと否定的な立場でしたが、最近は技術立国日本の将来を占うひとつの重要技術として、あるいは持続可能性の観点からもやはり注目しなければならないと考えるようになっています。


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コメント
-久々のコメントです-
軽水炉は確かに安全なのですが、ウラン238の資源がこのままだと早々に枯渇するそうです。
石油もあと40年で枯渇すると私が子供の頃から言われ続けてますが、枯渇していないのでどこまで信憑性があるかわかりませんが、燃料をリサイクルして資源枯渇を予防できる技術である高速増殖炉についてはやはり技術的に確立して欲しいものです。

私も以前同じように原子炉について化学的側面から色々調べたこともあり、興味がありますが、氏のおっしゃる通り各国が撤退している技術ですね。

だからこそ、技術の日本として是非とも難問をクリアして欲しいと思っています。
2010/05/07 15:17  | URL | 徳山 #-[ 編集] |  ▲ top

--
徳山様

コメント有り難うございます。
こういう話はやはりお好きですね。
私なんかと違って、根っからの技術者ですもんね。
やっぱり、この国は技術でリードしたい、近頃益々そう思います。
2010/05/07 18:27  | URL | 南の冠座 #-[ 編集] |  ▲ top


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