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部門別キャッシュフロー管理
- 2010/04/14(Wed) -
 ある大企業から相談を受けました。

 部門別にキャッシュフローを管理したいというご希望でした。

 まず、お聞きしたのは、その目的は何か?ということです。

 以前このブログでも書きましたが、目的は大きく2つあります。

 ひとつは「人の管理」、もうひとつは「事業の管理」です。

 「人の管理」とは、「モラール(=士気、意欲)を高め」「経営者的人材を育成」するとういことがその主眼にあります。

 「事業の管理」とは、「事業の価値を評価し最適な資源配分を行う」「課題をタイムリーに把握し対処する」「戦略・経営方針の徹底をはかる」などといったことを目的とします。

 この2つを混同して、制度設計を行うと、人のやる気をそぐことになるケースが非常に多いですから、最も注意しなければならない点です。

 今回は、どうやら、「事業の管理」が目的とのことでした。

 「では、事業の管理に限定ということで、決してここから出てきた数字を人の管理、もしくはそのように誤解されるような使い方をしないように気をつけて下さい」と申し上げた上で、

 部門別キャッシュフロー計算を行う上での制度設計上のポイントについてアドバイスしました。

 ○売掛債権、棚卸資産、買掛債務の部門別認識
 ○固定資産の部門別認識
 ○資本金や利益剰余金の部門別認識
 ○営業外損益の取扱い
などなど。

 あまりマニアックにならないことが大事です。目的を何度も再確認しつつ、その目的のために必要なことだけを、なるべくシンプルに行う方法について、アドバイスしました。

 今回は、経理部門からのちょっとした相談(無料相談)でしたので、あまり根本的なことについては、お話しませんでしたが、実は、このような経理システムの設計よりも以前に考えなければならない点があります。

 それは、
 ○全体戦略(全社てきな資源配分)、事業戦略(各事業における競争優位獲得のための施策)の明確化
 ○その戦略を実現するための一気通貫組織(できれば、対象マーケットごとの編成で、開発・調達・製造・販売・アフタサービスといったワンセットの機能を全部含む)
といった点です。

 実は、夜には、全く別の会合がありました。

 その会合に参加しておられた経営者が、「管理会計」という言葉をご存知ではありませんでした。

 ここに書いたようなことを、もっともっと分かり易く、情報発信し続ける使命を感じた一日でした。


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