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経営統合
- 2010/02/09(Tue) -
 キリンサントリー経営統合、多くの人が危惧していた通りの結果になってしまいました。

 「内需型の企業が、世界に出ていく前提として規模が必要である」

 国内マーケットに閉塞感が強まった一昨年辺りからさかんに言われるようになりました。

 規模を拡大するとどんな良いことがあるのか?

 以前、このことについて、このブログでも触れたことがあります。

 →トップシェア

 項目だけ復習すると、「規模の経済性」「経験効果」「情報の蓄積」「ブランド力、信用度向上」について触れました。 

 キリンサントリーの統合では、規模の経済性によって広告宣伝費や研究開発費の支出が効率化されます。又、規模の拡大は、特に世界に出ていく際にはブランド力の向上が期待できました。

 経営統合によるメリットとしては、これら以外に次のことがあり得ました。

 ○過当競争抑制
  国内市場においては、大きなシェアを握ることで、過当競争を防止し、価格支配権が高まったでしょう。
  このメリットは、今後国際展開する前提として体力を養うために最も重要であったのだろうと想像します。

 ○範囲の経済性
  複数の事業で何らかの経営資源を共有することによって得られるコストメリットです。
  例えば、販路の共有、物流インフラの共有、研究開発成果の別分野への活用などががあったでしょう。

 ○財務の安定性
  資金調達力の一層の向上などによる財務の安定性向上も期待できたでしょう。

 ところで、私自身、かつて3度、所属する会社の合併に立ち会いました。

 経営統合に必要なすさまじいエネルギーも目の当たりにしました。  

 主導権争い、これは実際に経営統合の現場にいた人間にはよくわかります。

 例えば、いずれの情報システムを使うか、などといったことは非常に大きな争いのテーマになります。

 情報システムは仕事のやり方を規定します。結果採用された側は大きな力を持つことになります。

 陰湿ないじめめいたものも、ありました。

 社内政治に費やされるマイナスのエネルギー、そんなことを考えると、企業文化が180度近く違うであろうこの2社の統合が失敗したことは、もしかすると両者にとって良かったのかもしれません。
(「・・・かもしれません」という言葉は無責任ですので、なるべく使わないようにしていますが、こればっかりは当事者でないとわかりませんから、ご容赦下さい)

 以前から注目している企業・企業グループがあります。

 大陽工業グループ、分社経営で有名な企業集団です。

 曰く、「大きくならない自由を選んだ」「象にダイヤは磨けない」、含蓄に富んだ言葉です。
 →大陽工業グループ

 関連記事→http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100208-00000011-fsi-bus_all


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