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トヨタ、ハイブリッド次の展開へ
- 2009/07/16(Thu) -
 トヨタが、マツダにハイブリッド基幹装置を供給するとの報道がありました。

 改めて整理するまでもないかもしれませんが、トヨタの意図をまとめておきたいと思います。

1.規模の経済性追求
 この点は言うまでもありませんね。生産数量が増加すると、1個当たりに原価は低減していきます。何故なら、一定の数量までは変化しない固定費があるからです。
 変動費は生産数量と比例的に増加しますが、固定費はあまり変化しません。となると、1個当たりの固定費は、分母の個数が増加することでどんどん低減していきます。
 これが規模の経済性ですね。
 あまりにも初歩的な理屈です。
 トヨタは、この規模の経済性を追求することで、量産効果を高めて、コストを落とそうとしているわけです。

2.経験効果
 累積生産量が増加するにつれて単位あたりの原価は低減することが知られています。
 たくさん経験することで、スキルが向上するなどで、原価が低減します。
 これも、常識的に考えたらわかる話です。
 ですから、競争相手よりもはやく経験を積むことが大切なわけです。
 そのことが、競争相手との相対的シェアにおいて優位にたつことが求められる理由です。
 トヨタは、ハイブリッド基幹装置をマツダに提供することで、競争相手である本田技研よりもはやく経験を蓄積することが可能になります。

3.リーダーのメリット
 これは戦略論です。
 市場が拡大して一番メリットを享受できるのはリーダーです。
 一番大きなシェアを持っているリーダーが市場拡大の折、一番売上を増やせます。
 その意味で、本田のインサイトと競合して市場が一気に拡大したことは、トヨタにとっては非常に好ましいことでした。
 →2009年6月新車売上ランキング
 今回、マツダがこの市場に参入することで、さらにエコカー市場が活気づき、リーダーのトヨタが一番得することになりそうです。

4.ディファクト・スタンダード(事実上の標準)
 部品を供給することで、事実上の標準規格にすることで、市場を制圧することも視野にあるでしょう。


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2009/07/17 22:14  ファストニュースダイジェスト ▲ top

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