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分社経営という思想
- 2009/04/28(Tue) -
 皆さんは、分社経営ということをご存知だろうか?

 節税や賃金決定の柔軟性などといった消極的なことではなく、人がその奥深くに持っているパワーを解放し、事業に喜びを見いださせ、人を幸せにする、そんな目的での分社のことです。

 15年ほど前、分社経営で極めてユニークなグループを形成しておられる大陽工業グループ(太陽ではなく大陽)の酒井社主がお出しになった本「分社、ある経営感覚」という本を読みました。

 新しい事業が一定の規模になったら、強制的に会社を分けることで成長してこられたグループです。

 現在グループ21社、総従業員数2,500人ですから、1社当たり100名強ですから、大きめの中小企業の集団というイメージでしょうか。

 ここで分社とは、人に「青天井」を与え、つまり全ての権限を与え、チャンスを与え、リスクを与え、そうすることで人の野性の力を人工的に引き出す、そんなことなのです。

 小さいからこそ、個が埋没しない、小さいからこそたくさんの役割を担わなければならない、小さいから不安定、そんな中からしか、経営者的人材は育たないということだと思います。

 この大陽工業の役員さんが昨年私のセミナーを聞きにきて下さいました。その時名刺交換させて頂いたご縁で、昨日酒井社主がお出しになった本「分社しよう、変わる世界の変わらぬ真理」をお送り頂きました。

 早速通読しました。

 今回の本は、分社のノウハウではなく、その基本にある考え方、酒井社主の独自の価値観に関することでした。

 そこには、今日の世界で起きている状況と酒井社主がずっと主張し続けておられる「モノ作り」についてのこだわりと思いが語られています。

 分社というような分権型の組織には、ひとつの大きなリスクがあります。

 それは、皆がバラバラになってしまうことです。

 それをつなぎ止めておくのは、「共通の価値観」つまり「理念の共有」です。

 「理念の共有」、しょっちゅう色んなところで言われます。しかしなかなか簡単ではありません。

 短い抽象的な言葉をいくら唱えても本当の経営者の気持ちは伝わりません。

 この本には、酒井社主が生まれ育ち、経営を行ってきた実体験をもとに、社主ご本人の語り口調で会社経営への思いが語られています。

 価値観を伝える努力、そして小さい組織で人の持てるパワーを引き出す。

 「スモール イズ ビューティフル」、私が大好きなもうひとりの経営者三枝匡氏の言葉です。

 私は、「スモール イズ エキサイティング」と言い換えてみようかと思います。


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