スポンサーサイト
- --/--/--(--) -
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事のURL | スポンサー広告 | ▲ top
ゼロベースマネジメント革命(10)
- 2009/03/27(Fri) -
3.ZBBで何故コストダウンが実現するのか

 このような目的で行われるZBBですが、特にコストダウンに焦点を絞った場合、一体どのような仕組みがこれを実現するのか、その要点について述べておきたいと思います。

○業務ごとに費用効果分析を行い、合理的な支出を計画する
 費用対効果の大小がパッケージ優先順位づけの重要な基準ですから、おのずとコストダウンの方向に意思決定が行われることになります。

○あらゆる業務について、現状よりも20~30%少ない費用での計画を強制的に作成させ、それを基準パッケージとする
 現行のやり方を前提とした費用の20~35%少ない費用で業務を行うことを想定した業務計画が基準になります(基準パッケージ)。即ち、業務のサービス水準を引き下げるような計画が策定されます。
 つまり、現場マネジャーは否応なくコストダウンする方策を提案することを義務づけられるわけです。
 ちなみに、この基準に対して、通常2つの増分パッケージが作成されます。
 ひとつは、現行のサービス水準のもの、もうひとつは、現行から更にコストをかけた最高水準のものです。

○あらゆる業務について、強制的に代替案を作成させる
 現行と異なるやり方で、同様の機能を満たすような業務計画の立案も強制されます。
 これによって、現場マネジャーは、予算策定時において自らの業務の見直しが義務づけられるわけです。

○既得権を与えられる余地はなく、たとえ現在実施中の計画でも、優先順位が下がれば却下される
 策定されたパッケージは最終的には全社レベルで同一条件のもとに優先順位づけされます。
 従って、既存業務であっても費用対効果などが低い結果優先順位が下がれば、却下される可能性もあります。

○一律カットでは、業務に支障をきたすが、予算枠を前提に優先順位に基づいて予算を傾斜配分できる
 全ての業務について一律カットというやり方は、重要性を前提としていないため、例えば戦略実施において大きな支障をもたらしますが、ZBBでは、あくまでパッケージ間の優先順位が重要ですから、メリハリのついた予算配分をおこないつつ、コストカットも実現できることになります。

○従来の予算制度では、予算は水増し請求してぶんどるもので、かつ使い切るもの。ZBBでは一切その余地はない
 ZBBで決定された業務計画は、費用効果分析によって、統制が行われますので、なるべく費用を削減しようという方向に圧力がかかることになります。


FC2ブログランキング

ブログランキングに参加しています。
是非上のバナーをひと押し、お願いします。



この記事のURL | 経営改革 | CM(2) | TB(0) | ▲ top
<<徳こそが我々を救う | メイン | 次世代薄型パネル>>
コメント
--
今日、ZBBの1-10をプリントし、線を引きながら読んでました。まさに、経営として、すべきことが、きっちり整理されていて、大助かりです。

一律の経費の削減、人件費カットだけを目的として施策等、直感的におかしいという違和感を持っていながら、ロジカルに位置づけるときに、櫻井さんの、このまとめとっても貴重です。

経営者として、日々、次々と起こったことへの対処しなければならないのですが、考え方の引き出しを持っていると、
迷わず意思決定できます。

ありがとうございました。
2009/03/29 20:43  | URL | so #-[ 編集] |  ▲ top

--
soさん
ご熱心にお読みいただき、心より感謝いたします。
未熟故の誤解・誤った記述などあるかもしれません。
どうか、厳しいご批評をいただけたら嬉しいです。
2009/03/30 19:52  | URL | 南の冠 #-[ 編集] |  ▲ top


コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://herbist.blog115.fc2.com/tb.php/371-ffccf393
| メイン |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。