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現場に聞け!
- 2009/02/03(Tue) -
 今日放送のNHKプロフェッショナルはおもしろかったです。

→プロフェッショナル2月3日放送

 日本の荒廃した森林を再生するために奮闘しておられる湯浅勲氏のお話でした。

 以前環境の仕事をやっていたことがあり、日本の森林の状況については、ある程度知っていましたし、興味のあるところでした。

 そして湯浅氏のプロフェッショナルとしての仕事への取り組み姿勢にも感動しました。

が、今日おもしろさを感じたのは、その経営についてでした。

 湯浅氏を頼って日本中の森林組合(山のオーナーから森林のメンテを委託されている協同組合)がアドバイスを求めにきます。

 そんな森林組合のひとつに湯浅氏は直接出向いて指導をなさっている場面が流されました。

○その森林組合では、作業のプランは、現場の作業者の経験などの情報は活かさずに、事務方が作り、作業者はそれに従って作業していることことでした。
 一瞬驚きました。一番山のことが分かっている作業者の意見を聞かずに、プランをつくる?!・・・あり得ないと思ったのです。
 しかし、すぐに、そう言えば、会社でもトップが現場の話を聞くことなく、中間管理者や企画などのスタッフ部門の話だけを聞いて判断していることって、意外に多いことに気づきました。
 第三者が見たらおかしく感じることも、内部ではなかなか気づかないことも多いようです。
 自らを客観視する癖をつけることは重要です。

○湯浅氏は、具体的な現場のノウハウを伝授するよりまず、優先的に指導されたことが、非常に印象的でした。
 それは、現場の作業者の賃金を、出来高払いではなく固定給にすることでした。そして、仕事に責任を持たせ、誇りをもって自ら考えて作業するようにし向けることでした。
 すごい、と思いました。これは、単なる森林メンテのノウハウではありません。経営そのものです。このことを最初に持ってこられたことに深く感動したのは私だけでしょうか。

○そして、次に印象に残ったのは、この湯浅氏の提案が組合の経営者には理解されなかったことでした。コストを増やすことはできないというのがその理由でした。
 確かに無理もありません。が、ここらあたりが、経営感覚の違いなのだと感じました。

○湯浅氏は、次に具体的な現場のノウハウを伝授なさいました。急峻な山については、切り捨て間伐をし、緩やかな斜面の間伐材のみを運び出す。そして、そのために崩れにくい林道を造るためのノウハウなどといった具体的な提言でした。
 組合は、このような速効性の高い提言には飛びつきました。

 我々コンサルタントもよく出くわす光景です。

 分かり易い、速効性のある提言には飛びつく、しかし中期的に経営体質を強化するための本来的な対策にはなかなか熱心になれない経営者は残念ながら多いのが実態です。

 最後は愚痴になってしまいました。が、つまみ食いでは本当の改革はおぼつかないのも事実であることを理解してほしいな、などと思ったわけです。


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