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無知の知ということか
- 2009/01/08(Thu) -
 某大学の法学部教授をしている人と新年会をしました。

 そのお話の中で、おもしろいなと感じたことがありました。

 就職が決まっていてこの教授の科目を落とすと卒業できなくなるという学生が2人いました。

 2人とも、なんとかパスさせてもらえないかと泣きついて来たそうです。
 片方は、試験直後に教授室にやってきた。
 そしてもう片方は、試験結果を知ってからやってきた。

 その教授、いずれかの学生には、レポートの提出を命じて救済したそうです。

 さて、いずれでしょうか?

 おわかりですよね。

 救済したのは、試験直後に教授室に来た学生です。

 何故なら、少なくとも彼は自分が不出来であったことだけは分かっています。

 そしてもうひとつ別の例、

 試験問題は、法律論つまり法解釈を問う問題でした。

 1人の学生は、その問題を立法政策の観点から極めて論理的に解答をした。つまり、法自体のあるべき論を展開したわけです。

 もう1人の学生は、その問題にまともに解答できないことを悟り、
「問題はさておき、ここでは・・・について述べたいと思う」
などと大胆な答案を作成したようです。
 つまり、出された問題には答えず、全く異なる論点について法律論を展開しました。

 この教授、やはりいずれか一方の学生については、60点で合格を与えたそうです。

 実は後者なんです。

 前者の学生は、全く題意を曲解して解答している。つまり問題そのものを理解していないわけです。

 後者は自らの知識ではその問題に太刀打ちできなことを正しく理解した上で、断りをいれて別のテーマで解答を試みている。

 もちろん、後者も褒められたものではないでしょうが、少なくとも自らの無知を正しく理解しているわけですね。

 いい悪いは別にして、この教授の言われる意図はよくわかります。

 確かに企業経営においても、問題を誤解して立派な答案を書く、つまり間違ったことを理路整然と効率的にやられたのでは大変です。

 不良品を大量生産するようなものです。

 わからなければ、わかる人に助けを求める、アドバイスを求める姿勢、私が出会った卓越した経営者には常にそんな一面がありました。

 ちなみに実は、私も大学時代、民事訴訟法の試験で「問題はさておき・・・」をやり60点をいただいたことがあります。決して自慢にはなりませんが・・・


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