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数字扱い
- 2008/11/27(Thu) -
 遅ればせながらベストセラー(?)の「食い逃げされてもバイトは雇うな」という本を読みました。

 ベストセラー作家(?)で公認会計士の山田真哉氏の本です。

 前半は、会計ではなく、数字をうまく使うコツについての話題でした。
 数字を使うことでインパクトのある文章にする(みんなが泣いた、ではなく、9割が泣いた)
 数字を使うことで数字以上のことを訴えるテクニック(Web2.0、デビュー作ではなく第1回監督作品)
 言い換えでインパクトを与えるテクニック(1勝2分ではなく、3戦無敗)

などなど、なかなかおもしろかったです。

 後半は、ちょっと中途半端な会計の話で、多少なりとも会計に携わっている人にはあまり意味はないでしょう。

 それはそうと、ひとつ気になることがありました。

 「A.1,000円のものを500円で買う」のと「B.101万円のものを100万円で買う」、いずれが得か、というクイズです。

 「Aは値引率50%で、Bは1%、だからAが得」だと考えてはならない。損得は額であるから、当然500円得するAよりも10,000円得するBの方が有利である。

 そのような主張でした。

 著者が訴えておられるのは次の2点です。

 ・損得は率ではなく額で決める
 ・金額が大きくなると、金銭感覚が麻痺するので要注意

 おっしゃることはもっともですし、気をつけなければならないことだと思います。

 ただ、瞬間的に率で判断してしまうことがあっても、冷静に考えたら、額が重要であることに疑いを持つ人はほとんどいないでしょう。

 確かに著者の主張は正しいです。

 しかし、私が気にするのは、このことを曲解して、「小さな節約よりも大きな買い物に意識を集中するべし」などと考える人がいないか、という点です。
 
 個人の買い物であっても、企業のコストであっても、取引の頻度、発生頻度を無視して有利不利を判定してもあまり意味はありません。

 常識的に考えて少額の取引は高額の取引よりも発生頻度は多くなる傾向があるはずです。

 Aは例えば、年間1,000件、Bは年間1件、などということはよくある話です。

 となると、Aは500円×1,000件=500,000円の得、Bはたったの10,000円です。比較になりません。

 発生頻度を無視してコストダウンを語っても意味はありません。

 例えば、個人の場合、一生に1回の結婚にかけるお金、気が大きくなって、10万円単位で意思決定します。

 金額が大きいから金銭感覚が麻痺する。確かにその通りですが、折角の晴れの舞台、そんなこと気にするのは私の性に合いません。

 それより、毎日飲むビールを50円節約した方がはるかにコストダウン効果は大きくなります。
 プレミアムではなくスタンダード、発泡酒なら100円は節約できます。
  50円×365日×50年=912,500円 


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