スポンサーサイト
- --/--/--(--) -
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事のURL | スポンサー広告 | ▲ top
操業度差が大きい場合の月次決算
- 2008/09/04(Thu) -
 標準原価などの予定原価を使って、月次決算を行うということは結構一般的です。

 そのメリットとしては、月次決算を迅速に行えること、事後に実際原価と比較することで原価管理ができることなどです。

 ただ、問題もあります。

 特に、実際原価計算はせず、予定原価を使った月次決算で、期中は管理を行おうという場合です。

 月によって操業度にバラツキがある場合は特に問題です。

 原価の中には多くの固定費が含まれています。特に、材料費や外注費以外の原価のほとんどは固定費です。

 予定原価によって原価を集計する場合は、たとえ固定費であっても、実際の作業時間や機械稼働時間などによって計算することになりますから、操業度が低下すると、計算上は実際よりも少ない原価が計上されることになります。

 例えば、
  月間固定費総額:10,000,000円
  月間予定機械稼働時間:100,000分
  1分当りチャージ(配賦率)=10,000,000円÷100,000分=100円

  ある月の実際機械稼働時間が80,000分しかなかった場合、
  固定費額は、100円×80,000分=8,000,000円と計算されます。

 ところが、多くの固定費は機械の稼働時間が減少してもほぼ固定的(多少は変動します)かかるものが大半です。

 つまり、操業度が低下して際、実際よりも少なく原価が計上されるため、利益が余分に出ることになります。

 実際原価計算を併用している場合は、この差額は操業度差異として認識されますが、そこまで厳格な管理をしていない場合は問題です。

 こんなケースでは、私は、材料費や外注費といった変動費のみを予定原価で計算し、固定費は期間費用として計上することをおすすめしています。


FC2ブログランキング

ブログランキングに参加しています。
是非上のバナーをひと押し、お願いします。


目的に合った制度設計を心がけましょう


この記事のURL | 管理会計・マネジメント | CM(0) | TB(0) | ▲ top
<<危ない刷り込み | メイン | 標準原価と目標原価>>
コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://herbist.blog115.fc2.com/tb.php/272-7a4f2ed3
| メイン |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。