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設備投資の戦略的意味
- 2007/08/21(Tue) -
 7月31日(ちょっと前です)にシャープは大阪堺市に三重県の亀山工場をしのぐ巨大な工場を建設すると発表しました。

 あの折には、「液晶、新鋭大規模コンビナートでサムソン追撃」ということに注目が集まりました。

 実は、今日新聞を読んでいて、またこの堺工場のことが大きく扱われていました。

 「今更なんだ」と思ってよく見てみると、液晶ではなく「太陽電池」についての記事でした。「太陽電池」は液晶とは異なり、シャープの世界シェアはナンバーワンです。

 記事によると、堺では年1.000メガワットの生産能力を持つことになり、既存工場の能力と合わせると世界市場の過半数を占めることになるとのことでした。更に、この能力は最終的には2,000メガワットまで高めるとのこと、

 さらに、太陽電池のタイプは、従来の住宅の屋根などに設置する「多結晶型」ではなく、高層ビルなどの壁面や窓に設置できる「薄膜太陽電池」で「夢の太陽電池」と言われているタイプということでした。

 この設備投資には、少なくとも3つの戦略的意味があると思われます。

 ひとつは、「規模の経済性」、このことについては既に以前述べました。→トップシェア

 二つ目は、「範囲の経済性」、薄膜太陽電池の生産工程は液晶パネルのそれと原理が同じ、つまり製造装置や原材料、ノウハウを共有できるということです。

 三つ目は、これは意識しているかどうかは定かではありませんが・・・時として企業は過剰な設備投資をあえて行うことがあります。
 それは、競争相手の投資の意欲を萎えさせるという効果があります。何故なら、競争相手は追随してしまうと業界として過剰設備となり、泥試合になってしまうと思うからです。

 今後の競合者(ドイツのQ-Cells、京セラ、中国のサンテック)などの対応が見ものです。


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