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お祭り型人事
- 2008/05/30(Fri) -
 私が以前勤めていました住友ビジネスコンサルテイング(現在はコンサルタント部門は日本総合研究所と合併しています。会員事業、セミナー事業などはSMBCコンサルティングとなっています。)でご一緒した、山本信夫氏と額田広一氏が共著で「こんな人事アカン!」(同友館)という本を出版されました。

 この本の中では、「社員が活き活きとしている会社には、お祭りに共通する特徴がある」というひとつの考え方をバックボーンに、
 ・経営者としてのあり方
 ・管理者としてのあり方
 ・人事制度のあり方
 ・仕組みとしてのマネジメントのあり方
などが、非常に多くのエピソードとともに実にわかりやすく語られています。

 成果主義が語られて久しいですが、人の心に火をつけるということは、そんな賃金制度をちょっといじることで実現できるような短絡的なことじゃあない、ということがよくわかります。

 私自身一番嬉しかったのは、私が常々管理会計制度設計において主張していることとの共通点を見いだした点です。

 私は管理会計の目的は、「事業の管理」と「人の管理」とがあり、この2つをごっちゃにして制度設計すると確実に人のやる気をそぐということをいつも言っています。

 そして、「人の管理」を目的として管理会計制度を設計するときの留意点が、「科学性ではなく納得性」であると言ってきました。

 例えば、内部振替制度や本社費配賦制度を完全に科学的に行うことなど、そもそも不可能なのです。

 大切なことは科学性ではなく、適用される側の人間が納得できるかどうかにかかっています。
 
 その為には、自己決定など色々な仕掛けが必要です。(詳しく知りたい人はこちら)

 実は、この「こんな人事アカン!」の中で、山本先生は、人事考課制度を例に上げて、
・人事考課を感情ある人間が完全に客観的に行うことなどそもそもできない
・大事なことは「客観性」ではなく、「納得性」である
と提言しておられます。

 人事考課に納得性を持たせるためのポイントは・・・、これはここでは種明かししません。

 是非この本で素晴らしい気づきを経験して下さい。

 それから、額田先生が書いておられる第Ⅵ章には、わずか50ページあまりの中に、ご自身の商社勤めのご経験、多数のクライアントでの失敗談と成功談を元にした取り組み事例が具体的に惜しげもなく示されています。

 非常に濃い内容の50ページです。

 コンサルタントの価値を感じさせる1冊です。


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他人の経験と智恵に学べる書物というものを
生み出した人類の英知に感謝

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