つい最近、ある顧客から次のような質問を受けました。
「先生は、管理会計がご専門ですが、新しい管理会計の手法というのは、どういったタイミングといいますか、どういうことを契機として現れるんですかね?」
少し考えてみましょう。
比較的新しい手法としては、
・ABC(Activity Based Costing、活動基準原価計算)
新しいといっても日本に最初に紹介されたのは、1995年ですから、もう12年前ですが・・・
これは、元々は大量生産の時代から、多品種少量生産に切り替わる中で、増大する間接コストを適切に製品に配賦するという目的で考案されたものですが、現在は、間接コスト低減の視点からも活用されています。
・スループット会計
ボトルネックに着目し、限られた資源を有効に活用し、投資収益性を最大にする意思決定の基準を提供するものです。
これも、多品種の製品のどのようなミックスが最も有利であるか、あるいは全体最適を基準に投資・外注・価格などに関して何が有利であるかなどについての意思決定を助ける会計です。
・バランス・スコアカード
ここ数年急激に普及しつつあるのあが、バランス・スコアカードです。
これは、管理会計の範疇からはかなりはみ出しているかもしれません。何せ、財務以外の点にこそ、大きな意義を求めているわけですから。
これは、財務的な成果のみにとらわれていては、中期的な成功は得られない、との視点から、財務の他に、顧客の視点、業務プロセスの視点、人材と変革の視点など、中期的取り組みをもマネジメントできる点が特徴になっています。
・環境管理会計
地球環境問題が大きくクローズアップされる中で、企業がこの問題解決に貢献する、あるいは、環境対策によって経済的にもメリットを享受することを目的に、環境対応を数値面で管理するための会計です。
例えば、廃棄物のコストを管理するマテリアルフローコスト会計、製品のライフサイクル全体でのコスト(社会が負担する環境負荷に係わるコストまで含め)を管理するライフサイクルコスティングなどがあります。
こうして見てみると、企業を取り巻く環境変化が、新たな管理会計手法を求めている姿がはっきりと見えます。
昨日大学の講師もつとめるコンサルタント仲間と食事をしていました。
彼から、今企業が直面しつつある新たな環境変化(ここではまだ具体的には言及しません)を前提として、それに対応するための管理会計や人事管理ほか経営管理手法を一緒に研究しないかとの誘いを受けました。
なかなかエキサイティングなお誘いです。
経営学は環境適応学です

「先生は、管理会計がご専門ですが、新しい管理会計の手法というのは、どういったタイミングといいますか、どういうことを契機として現れるんですかね?」
少し考えてみましょう。
比較的新しい手法としては、
・ABC(Activity Based Costing、活動基準原価計算)
新しいといっても日本に最初に紹介されたのは、1995年ですから、もう12年前ですが・・・
これは、元々は大量生産の時代から、多品種少量生産に切り替わる中で、増大する間接コストを適切に製品に配賦するという目的で考案されたものですが、現在は、間接コスト低減の視点からも活用されています。
・スループット会計
ボトルネックに着目し、限られた資源を有効に活用し、投資収益性を最大にする意思決定の基準を提供するものです。
これも、多品種の製品のどのようなミックスが最も有利であるか、あるいは全体最適を基準に投資・外注・価格などに関して何が有利であるかなどについての意思決定を助ける会計です。
・バランス・スコアカード
ここ数年急激に普及しつつあるのあが、バランス・スコアカードです。
これは、管理会計の範疇からはかなりはみ出しているかもしれません。何せ、財務以外の点にこそ、大きな意義を求めているわけですから。
これは、財務的な成果のみにとらわれていては、中期的な成功は得られない、との視点から、財務の他に、顧客の視点、業務プロセスの視点、人材と変革の視点など、中期的取り組みをもマネジメントできる点が特徴になっています。
・環境管理会計
地球環境問題が大きくクローズアップされる中で、企業がこの問題解決に貢献する、あるいは、環境対策によって経済的にもメリットを享受することを目的に、環境対応を数値面で管理するための会計です。
例えば、廃棄物のコストを管理するマテリアルフローコスト会計、製品のライフサイクル全体でのコスト(社会が負担する環境負荷に係わるコストまで含め)を管理するライフサイクルコスティングなどがあります。
こうして見てみると、企業を取り巻く環境変化が、新たな管理会計手法を求めている姿がはっきりと見えます。
昨日大学の講師もつとめるコンサルタント仲間と食事をしていました。
彼から、今企業が直面しつつある新たな環境変化(ここではまだ具体的には言及しません)を前提として、それに対応するための管理会計や人事管理ほか経営管理手法を一緒に研究しないかとの誘いを受けました。
なかなかエキサイティングなお誘いです。
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