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標準原価と目標原価
- 2008/08/31(Sun) -
 標準原価とは、「科学的手法で設定した達成目標となるべき規範原価」と定義されています。(「原価計算」岡本清氏著、国元書房)

 例えば、作業時間については、

 決められた方法と設備を用いて
 決められた作業条件のもとで
 その仕事に対して要求される熟練度を十分に持った作業者が
 平均的な作業者として
 平均の速さで作業を行うとき
 1単位の作業の量を完成するのに必要な時間
 (「現場のIEテキスト下」石原勝吉氏著、日科技連)

などということになります。

 意義としては、

 ・偶発的な事象に左右されない安定的な原価である
 ・原価計算を迅速に行える
 ・実際原価と比較することで原価管理ができる

などということになります。

 ただ、あくまで、この原価はマーケットとは関係なく、内部において積み上げで計算されるものです。

 その意味で、市場価格が激しく下がるようなケースでは、これに必ずしも十分に対応できないことも多いと思います。

 むしろ、市場価格から逆算で許容原価=目標原価を決めて原価改善を行うという発想が益々大切になってきていると思います。

 具体的には、市場価格と目標価格(見積原価をベースに目標販管費率と利益率を勘案して算出)との乖離からコストダウン目標を定めるということです。


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市場を無視した管理会計は無意味です

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夢をかなえるゾウ、読みました
- 2008/08/31(Sun) -
 →夢をかなえるゾウを読みました。

 100万部のベストセラーです。

 ベストセラー本というのは、マーケティングが成功しただけの内容の無い本の方が多いと思うのですが、この本は事前期待を上回ってくれました。

 読み終えて、すぐに2回目にとりかかった数少ない本の一冊です。

 「そんな子供だましみたいな本」などと、難しい本を読むのに慣れた人からは批評されるかもしれませんが・・・ガネーシャからこんな言葉が飛んできそうです。

 「自分らな、難しい本いっぱい読んで偉なろ、とか意識変えよ、とか思てるだけやったら、2000%なんも変われへんでぇ。一生そのまんまや。ほんまに変わりたいんやったら、一歩踏み出すことや」


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いよいよ読書の秋
良書をたくさん読みましょう
そして具体的に行動しましょう


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セミナーへの映像活用
- 2008/08/30(Sat) -
 今日ふと、「1年前、何をしていたのかな」と思いました。

 1年前のブログ、振り返ってみました。

 →パワーポイントのスライドショーを映像に変換する

 デスクトップをそのまま映像化できるソフトを発見して喜んでいました。

 その後このソフトを使って、随分色々なセミナー用の簡易映像を作りました。

 パワーポイントとGIFの動画を使って、簡単なものは1時間もあればできてしまいます。

 このような簡易映像を使ったセミナーを今年の始めから実施してきました。

 受講者の皆さんの満足度(5段階評価)が、前後では0.3程度向上したように思います。

 どうしても私のテーマ、管理会計や財務の分野は退屈しがちです。

 これからも、もっともっと様々な仕掛けで楽しいセミナーをプロデュースしていきたいと思っています。

 →セミナー案内


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難しいことを平易に、
退屈なテーマを楽しく、
それでこそセミナーです。

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後継者戦略
- 2008/08/27(Wed) -
 昨日は、中小企業研究会に参加してきました。

 基調講演は、後継者経営戦略研究所の大島康義先生でした。

 通常、事業承継というと、税務、法務、あるいは現オーナーの立場からのアプローチが中心になります。

 しかし、大島先生は、重要なのは、後継者側が能動的に事業を引き継ぐという姿勢であるとの持論をお持ちで、その視点から後継者側の意識づけや悩み解決の手助けをしておられます。

 事業承継は、「超友好的な乗っ取りである」とのお言葉の中に、自らも後継者として苦労を重ねられた経験者にしかわからない事業承継の本質を感じました。

 自ら会社を買収するという視点に立てば、受け身で会社を引き継ぐといった考えは見事に払拭され、なすべきことが見えてきます。

 詳しくは、是非大島先生にお問い合わせ下さい。

 →大島康義先生


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事業承継
中小企業が避けて通れない
重要な経営戦略課題です

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「会社の数字」講演会
- 2008/08/26(Tue) -
 昨日は、久しぶりに講演会に出講して来ました。

 受講者20名~80名で一日もののセミナーにはしょっちゅう出講させていただいていますが、昨日のものは大きなホールでの200名ほどの方への、2時間の講演でした。

 テーマは「社長のための会社の数字の扱い方講座」、高い演台から大勢に対してお話するのは、やはり気持ちの良いものでした。

 講演会ですから、オリンピックねたで「つかみ」、

 「オリンピックとかけてなんととく」・・・謎かけからスタート

 その後、数字の重要性をオリンピック競技を題材に示しました。

 そして、本題、今回は次のようなテーマで弊社独自のロボットキャラクターによる寸劇も交えながら楽しく講演させて頂きました。

 テーマ1:遊休土地、売却するべきかどうか?(埋没原価
 テーマ2:あるチェーン店にて(指標の目的)
 テーマ3:引越はいつするべきか?(機会原価・機会損失)
 テーマ4:料理とサービス、どっちが問題?(バラツキ)
 テーマ5:原価割れ(?)で売るなんて!(限界利益
 テーマ6:どっちが得?(増分費用
 テーマ7:どうして赤字事業をやってるの?(事業の性格)

 お陰様で、満足度は92.6%、そこそこ高いご評価を頂きました。

 今回のテーマをより深堀するための4回連続セミナーも予定しています。(11月5日スタート) 

 社長のための「計数管理特訓講座」

 その他にも、通常の一日ものセミナーもまだ年内いくつか予定しています→セミナー情報

 ご参加いただければ幸いです。


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終わりなき改善
日々進化する弊社セミナーにご期待下さい



 

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オリンピック閉幕
- 2008/08/24(Sun) -
 北京五輪が閉会しました。

 選手の皆さん、関係者の皆さん、お疲れ様でした。

 メディアはメダルの数を話題にします。

 1視聴者として、メダルの数は気になります。それは正直なところです。
  
 でも、他にもたくさんの見方はあります。

 野球、マラソン、シンクロ、バレー・・・必ずしもうまくいかなかった競技も多かったですね。

 敗因を色々言う人もいますし、それがその競技の将来のことを本当に心配し、責任を持って発言しておられるのであれば、それは貴重なことです。

 でも私ははこう思います。

 誠に偉そうなのですが、うまく行かなかった当事者は、もう十分に学んでおられるだろうと。

 だって、超一流の人たちばかりですから。

 過酷な運命の中にこそ、より良き未来へのヒントは確実に隠されています。

 これは間違いありません。

 外野がとやかく言う必要はありません。

 柔道の鈴木桂治選手が閉会式で、笑顔でした。

 ほっとしました。

 私にとって一番嬉しかったことかもしれません。


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ガンバってくれて、有り難う
ニッポン

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事実を事実として伝える
- 2008/08/21(Thu) -
 オリンピックも後半戦、今日はソフトボール女子が見事金メダルに輝きました。

 思ったことがあります。

 上野選手は素晴らしいです。

 でも、メディアの多くは彼女ひとりで栄冠を勝ち取ったかのような騒ぎよう。

 多少は、言い訳程度に他のコメントもなくはありせんが・・・

 メディアとしては、明確なヒーロー・ヒロインがいた方が商業的に成功しやすいことはよくわかります。

 しかし、せめてオリンピックぐらいは、その埒外において欲しいと思うのは私だけでしょうか?

 事実を事実として淡々と伝えるメディアの姿勢、失われて久しいように思います。

 事実を見聞きし、価値判断は情報を受けた人が自ら行う、情報が氾濫する今日、そんな能力は益々重要になってきていると感じます。


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自ら判断する力を養いましょう

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フェア・プロセス
- 2008/08/19(Tue) -
 ハーバード・ビジネス・レビュー8月号、うっかり目を通し忘れていて、9月号が届いてしまいました。

 あわてて読んだ8月号にこんな記事がありました。

 フェア・プロセス:協力と信頼の源泉

 冒頭の文言を少し引用します。

人は、結果にもこだわるが、それに至るまでのプロセスにもこだわる。つまり、その結果がいかに満足できるものでも、そのプロセスが不条理で、公正さに欠けるものであれば、不信感を抱き、やる気を失う



 そして、その為のポイントとして3つが揚げられています。

 ①エンゲージメント
 ②説明
 ③具体的な期待

 ①は、「社員たちを意思決定にまきこみ、意見を求めること」
 ②は、「意思決定の理由を説明し、理解させること」
 ③は、「目的、目標、そして責任、つまり新しいゲームのルールを明らかにすあること」
と説明されています。

  「何を今更」と思いました。

 ちなみに、宣伝めいていて恐縮ですが、拙著「社長、その数字の使い方は間違ってます」(中央経済社)の中には、
 「参画、つまり決定と統制に当事者を巻き込むこと」
 「見えること、つまり将来展望、計画、結果などについての情報をタイムリーに示すこと」
 「責任つまり役割と権限、そして経済的・心理的利益を事前明示すること」
などについて、組織運営上のポイントとして随所で強調しています。

 これらのことは、何も私の発明ではありません。

 長年のマネジメント研究のひとつの成果です。

 何故今更・・・

 記事の中にいくつかの示唆がありました。以下引用です。

知識の創造と共有は、監督したり、強制したりしたところで実現しない。それは、人々が自発的に協力することで生じる

 

人々は、何らかの報酬、たとえば資源、階層組織での地位を得た時、その結果に満足すれば、組織への義務を果たすことでそれに応える。フェア・プロセスの心理、すなわち「手続き的公正」とはまったく違う。(中略)フェア・プロセスは、信頼とやる気を醸成するものであり、その結果として自発的な協力が生まれる。(下線強調は筆者付加)



 つまり、結果評価を中心にしたマネジメントで決められたことを効率的にやらせるだけでは、知識集約が重要な競争力である今日の競争に勝てないということであり、そこには、どうしても社員自らが自発的に創造性を発揮することが不可欠であるということです。

 考えてみると、まだまだ結果評価と札束で人間が動くと考えている前近代的な考え方をなさる経営者が多いのも事実です。

 古くて新しい課題、まさにそんなテーマだと思います。


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やはり基本は人間理解です

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将来予想とシミュレーション その3
- 2008/08/18(Mon) -
 その2で、正味現在価値法に触れました。

 この投資の経済性計算の計算プロセスは、通常は、

 (1)目標投資利回り(加重平均資本コスト)を決める
   ↓
 (2)投資期間中のキャッシュフロー(増加運転資金や投資終了後の処分も勘案)を予想する
   ↓
 (3)投資額との関係において、正味現在価値を計算する
   ↓
 (4)プラスになっているかを判定する

 しかし、前回申し上げましたように、最も難しいのは上記の(2)キャッシュフローの予想です。

 こんな時、私がよくやるのは、一定の目標投資利回りを前提にして、正味現在価値がゼロになるようなキャッシュフローはいくらかを逆算で試算してみるという方法です。

 例えば、その投資が売上増加を目的とした能力増強投資の場合であれば、

 (1)目標投資利回り(加重平均資本コスト)を決める
   ↓
 (2)増収率を決める(ここを色々変化させて何%の時正味現在価値がゼロ、つまり目標投資利回りになるかを試算します)
   ↓
 (3)限界利益率、減価償却費以外の固定費増加額、減価償却費増加額、税率を決める
   ↓
 (4)増加キャッシュフローを予想する
   ↓
 (5)投資額との関係において、正味現在価値を計算する
   ↓
 (6)正味現在価値を見て、プラスであれば(2)に戻って増収率を少し下げる、逆にマイナスであれば(2)に戻って増収率を少し上げてみる

 要は、増収率という1つの指標を様々に動かすことで、最低限必要な増収率はいくらかをシミュレーションしようということです。

 このようなシミュレーションはエクセルを使えば、簡単にできます。

 最初からかちっと予想キャッシュフローを出すことは必ずしも、必要のではありません。
 
 試行錯誤のなかで、最低ラインはいくらか、これがわかれば実務上十分であることが多いように思います。


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どうでしょうか?
決してウルトラCではありません
ご意見など是非お聞かせ下さい

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将来ビジョンを示す
- 2008/08/17(Sun) -
 毎週日曜日、NHK大河ドラマ篤姫を見るのがひとつの楽しみになっています。

 先週はオリンピック番組(柔道だったと思います)と重なり見逃しました。

 昨日、再放送分をみました。

 見所の多い回でした。

 幾島との別れ、勝海舟との会見、井伊直弼との会見、中でも最も印象に残ったのは、血気にはやる薩摩の若者を島津久光が沈めるシーンでした。

 建白書を出しても何の変化も見せない、上層部の考えがまるでわからない、そんな藩と日本の行く末に危機感を持った若侍が脱藩を企てる場面でした。

 後に薩摩藩家老になる小松帯刀の「彼らの行動を見逃しても、捕縛しても藩にとって大切な人材を失うことになる。良い手だてを考えていただきたい」との進言。

 私は思いました。「方法はひとつしかないではないか。トップが直接将来ビジョンを語りかける。これしかない」

 久光はほぼ、私の思ったとおりに動きました。(下級武士に対して、さすがに自らが直接語りかけるまではいかず、書面を通してでしたが)

 組織に不協和音がある場合の多くは、トップのビジョンが見えない、もしくはトップが語ることと実際の行動との間にギャップがある場合です。

 薩摩のケースの下級武士は高い士気を持っていましたからまだましです。

 こんなケース、多くの場合、社員達はやる気を失っています。

 はやく不協和音を察知し、早く手を打たなければ大変なことになります。


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明日から再始動
組織のあり方を考え直してみては

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将来予想とシミュレーション その2
- 2008/08/16(Sat) -
 管理会計には、色んな役立つツールがあります。

 前回はその1つである埋没原価に触れました。

 ただ、埋没原価を知っていても将来予測がうまくできなければ宝の持ち腐れであるということも指摘しました。

 同様の性格を持つ管理会計上のツールとして、投資経済性計算があります。

 投資経済性計算について、技術的なことはこの記事の本題ではありませんので、ここではごく簡単にその意味と課題を指摘するに留めておきます。

投資経済性計算の方法と課題
 例えば、正味現在価値法、これは将来の予想キャッシュフローを一定の割引率(目標投資利回り)で割り引いて合算し、その額が投資額を上回っているかどうかを検証するものです。

(注)ここでの投資利回りは、投資額に対する税引後利払い前のキャッシュフローの率を言います

 計算結果が投資額を上回っている場合は、目標投資利回りが確保できたことを意味し(一致の場合は丁度目標投資利回りに一致)その投資が有利であることを示します。

 ちなみに、この方法では、目的も規模も異なった投資案件間の有利不利を額で比較することはできません。
 そこで、額ではなく率で比較するための方法として内部利益率法があります。
 この方法は、正味現在価値法において、正味現在価値が丁度ゼロになる(予想キャッシュフローの現在価値の合計と投資額とが一致する)ときの割引率を逆算で求めようというものです。
 つまり、投資利回りを計算しようというものです。

 これらの方法は、投資利回りの観点から投資の有利性を判定しようということで、資本主義経済下においては、最も合理的な判定方法であると考えられています。

 ただ、ここでもやはり、本当に難しいのはこれらの計算方法ではなく、将来のキャッシュフロー予測です。

 誰もが正確に将来のキャッシュフローを予測する方法はありません。
 
 どうすれば良いでしょうか? 


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お盆休みも最終日、
少し腰を落ち着けて、考えてみて下さい

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柔道に精神性は無用か?
- 2008/08/14(Thu) -
 オリンピックが盛り上がりを見せています。

 昨日は、太田選手がフェンシングで銀メダルを獲得してくれました。

 一方、オリンピックになると、どうしても柔道から目が離せなくなります。

 フェンシング柔道、この2つの競技を見ながら、思ったことがあります。

 オリンピックには、実に様々な競技がありますが、それぞれ発祥の地というものが当然あります。

 柔道は当然日本、フェンシングはフランスです。

 発祥の地の違いによってそれぞれの文化が反映されている点は面白い点です。

 世界には様々な人種・文化・宗教・・・の人たちがいる。そのような多様性を積極的に認めようということがオリンピックのひとつの意義ではなかろうかと思っています。

 多様性のないものは極めて脆弱です。

 生物界も種の多様性がその存立の基盤であることは広く認められています。

 価値観も多様であるからこそ、それらのぶつかり合いの中から新たな価値が生まれるわけです。

 フェンシングでは「騎士道」精神に基づく高い精神性が求められているそうです。
 騎士道精神に則ったスポーツであるから、対戦者や審判には最大の敬意を払うことが求められます。
 ですから、試合前と試合終了時に‘礼(サリュー)’が義務づけられたり、選手の紳士的でない行為やファウルに対してはイエローカードによる警告(2回受けると失格)が与えられます。

 このように競技そのものが、その成立してきた歴史に起因する精神性を内包することは、上記の理由で可能な限り尊重に値することだろうと考えています。

 そのような成り立ちに起因するルールの堅苦しさこそがひとつの価値ではなかろうかと思うわけです。

 振り返って、柔道、あるいはJUDO、

 ここにおいては、柔道が本来的に持つ精神性がどんどん失われていっているように思えてなりません。

 「柔よく剛を制す」などという言葉はもはや死語になったかのようです。
 「戦場において、体格的・体力的に劣っているから負けた」などという言い訳は通用しませんから、体格差・体力差を跳ね返すということは重要な意義があったのではなかろうかと想像します。

 もろ手刈りや朽木倒しといった、お世辞にも美しいとは言えない力業が横行する柔道からは、どんどん魅力が失われていくように思えてなりません。
 もちろんこのような美しくない技も柔道の技には違いありませんが・・・

 相手の力を利用して、これを制す、その為にはときには相手の出方をじっとうかがうことも必要です。
 その意味で、攻めの姿勢が見えないからと言って反則をとるという国際ルールは、私には違和感があります。

 更に言えば、勝者が畳の上で飛び跳ねて喜びを露わにする行為は、あまりにも敗者に対する配慮に欠けた行為に思えます。

 武士道がどこまで日本文化として認められるかはもちろん議論はあります。しかし、武士道が言う「仁」の心(苦しんでいる人、落胆している人のことを常に心にとめる)に共感できる日本人は多いのではないかと思います。

 政治・経済・ビジネスや法務などの世界では、標準化・規格化は国際取引の基本的事項として重要です。

 しかし、文化におけるそれは、多様性の否定以外のなにものでもありません。


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お盆休み、
やはりオリンピックです。

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将来予想とシミュレーション その1
- 2008/08/13(Wed) -
 管理会計の重要な概念に「埋没原価」というものがあります。

 「過去の意思決定の結果として支出が確定しており、将来の意思決定に影響を与えない原価」もしくは、「ある複数の意思決定案のいずれを選択しても同様に発生する原価」のことを言います。

 例としては、過去において投資済の設備に係わる減価償却費は、既に確定しており、今後の意思決定によって変化することはありません。(除却した場合は、除却損に変わるが)
 従って、将来に向けての意思決定においては、この原価は無視することになります。
 何故なら、どのような意思決定をしようが、同じように発生するからです。(場合によっては税は変化します)

 過去において、一株1,000円で買った株が現在800円に値下がりしていたとします。
 今売却したら一株当たり200円の損失がでます。
 さて、売却するべきでしょうか?

 このときの一株1,000円は埋没原価にあたります。
 つまり、この1,000円という金額は、意思決定においては考慮に入れる必要がないわけです。

 大事なことは、売却損が出るのか売却益がでるのではなく、将来におけるキャッシュフローの最大化です。つまり、将来いくらのお金になるかということだけが重要です。

 とすると、結局重要なことは、この株の今後の値動きと、他の投資対象における収益性予想ということになります。

 つまり将来予想が重要であるということ、ある意味当然のことです。

 でも、プロの投資家ならともかく、素人は理屈としてはわかっていてもなかなか損切りということは躊躇します。

 一体どうすれば良いのでしょうか? 


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お盆休み、
この機会に管理会計を学びましょう

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裁判員制度
- 2008/08/11(Mon) -
 裁判員制度導入まで1年を切っています。

 この制度については、賛否色々言われています。

 問題点としては、裁判員が、担当した裁判について一生守秘義務を負い続けること、公判前整理手続き(公判前に全ての証拠を提示する)が弁護側に著しく不利な点、等が言われています。

 私は個人的に、「事実認定」において、全くの素人が合理的判断をできるのか、とっても不安に思っています。

 裁判員の皆が皆、因果関係を正しく捉え論理的思考を持って判断できるとは到底思えないからです。
 事実ではなく、感情で判断してしまう人が多いのではないのかと危惧するのです。

 あるいは、声の大きい人、威圧的な人の見解に流される危険性も大いにあります。

 それでも、現在の裁判より裁判員制度の方が良いとするなら、今の裁判官の事実認定能力がそこまで酷いということなのでしょうか?

 ただ、今日読んだ本「知る、考える裁判員制度」(岩波ブックレット)には、裁判員制度のより積極的側面が語られていました。

(1)取り調べの適正化
 取り調べの様子を録音・録画することで、裁判員の判断を助けるようなことが検討されています。
 これなどは、従来の密室の取り調べを考えると、民主化が進む分野と言えるでしょう。
 その意味で冤罪の温床が取り除かれる期待感はあります。

(2)公正な報道
 従来の報道は、警察や検察からの情報に偏っていましたが、それでは裁判員に予見を与えることになります。
 裁判員制度導入後は、報道機関は自主ルールによって、裁判員に予見を与えるような報道(逮捕されたら即有罪であるかのような報道)を慎む可能性があります。
 随分以前に、被疑者のことを呼び捨てにせず、「・・・容疑者」と呼ぶように改善(?)されていますが、報道の中身はさほど変わったようには思えません。

 (注)被疑者とは、捜査機関によって犯罪をおかしたことが疑われている者を呼ぶ
    法律用語。容疑者はほぼ同義であるが、法律用語ではない。


 昨今は被害者感情に配慮するあまり、被疑者に関する報道のあり方が悪化しているようにも思えます。
 その意味で、この効果は大いに期待できるかもしれません。

 ただ、それだけメディアの影響が大きいわけですから、逆に考えると、意図的に裁判員をコントロールすることも可能に思えます。

(3)社会参加意識が高まる
 裁判員に任命されたものが、その後社会参加意識が高まることが期待されているようです。
 この点については、その影響の度合いがわからないので、現時点ではノーアイデアですが・・・

 結局、トータルで見るとどうなんでしょうか?
 少なくとも私は、上記メリットの(1)と(2)は、裁判員制度がなくてもできることであるし、やらなければならないことだと思っていました。

 市民は、裁判の行方を監視する、でも判断は訓練されたプロが行う、そんな制度はできないのだろうか?・・・


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知的ストレッチ
- 2008/08/10(Sun) -
 昨日は、実に久しぶりに日本ファシリテーション協会関西支部の定例会に参加して来ました。

 昨年病気して以来の参加、1年半以上ぶりです。

 でも、たくさんの方々から、大歓迎していただき、とっても暖かく迎えていただきました。

 本当に感動し、感謝しました。

 日本ファシリテーション協会の仲間は本当に暖かい人たちです。

 昨日のテーマは、(上記HP上の文言を少し引用させていただきます)

テーマ1: はじめよう・みなおそう・構造化のキホン
  1)上手な構造化とはどういうものなのか
  2)上手な構造化ができるようになるためには、段階的に自分が何を鍛えていけばよいのか
 今回は、「マトリクスなどの多様なツールを自在に活用できるようになる」というよりも、それを可能にするためのより基本的な「議論を聞き、同じ意見を束ねたり、意見と意見のつながりを示したりして議論の構造を明らかにする」ことを中心に取り上げたいと思っています。

テーマ2: ファシリテーターの評価項目を作ろう!
 ~会議ファシリテーター。これができれば一人前?~
 実際の話し合いや会議の場面でどこに注意してファシればいいのか、目安となる基準があれば、自分の強み・弱みもはっきりわかるかも?
 ・・ということで、今回は、会議の場でのファシリテーターファシリテーション振りを評価するチェックリスト(評価項目)を参加者全員で作り上げていきます。

 どうです。いずれも極めて興味深いテーマでしょ。

 私はテーマ2に参加。

 5つのグループ、各5人程度で評価項目と評価方法について明らかにしました。

 各グループで1.5時間かけて、これらを明らかにし、その後、各グループが他グループの作品の良い点、改善点を指摘、その後30分ほどで完成、こんなプロセスでした。

 いずれのグループもたった、これだけの時間で、と思うようなアウトプットを出していました。

 テーマ2に参加した人たちはどちらかというとベテランのファシリテーターが多く、さすがに作業効率が半端ではありませんでした。

 頭に気持ちの良い汗をかくことができたワークでした。

 お世話をして下さった皆さんに感謝です。


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月1回の知的ストレッチ
誠に貴重です。

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漫才台本の書き方
- 2008/08/09(Sat) -
 今日は、100DOORS あなたも書ける漫才台本に参加してきました。

 仕事や日常生活においても対人関係における良い気の流れというのは非常に重要です。

 私自身、その面が大得意だとは思っていません。

 その意味で、「笑い」というのは、大いに助けになります。

 そんなことで、この講座を受講してきました。

 講座では、宮川大助・花子の絶品の漫才なども見ながら、具体的に台本について解説を加えていただきました。

 テーマ選定、構成の仕方などなど、極めて示唆に富んだ講座でした。

 これから、私が今日得たノウハウをいかに実践できるか、簡単ではありませんが、是非トライしたいと思っています。


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多様な文化や知識に触れるのは
楽しいものです

 

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利益計画の要点
- 2008/08/07(Thu) -
 クライアントから利益計画の要点について質問を受けました。

 次のように答えました。皆さんのご参考になるでしょうか?

1.目的はあくまでアクションプラン作りである
 数字作りが目的化してしまうことは是非さけて頂きたい。
 数字は、課題を明らかにして、必要なアクションプランを考えるためのツールに過ぎません。

2.目標利益から逆算で損益を作る
 目標利益がまずありき、その利益を出すためには、販売数量、販売価格、変動費、固定費をどうコントロールするのか(あるいは、売上高、変動費率、固定費)、そういう発想で検討することが重要。

 (ちなみに、目標としては、経営環境や事業のライフサイクルなどによって、利益やキャッシュフローよりも、売上高や成長性、あるいはマーケットシェアの方が重要である場合があります)

3.細かい数字に囚われない
 重要なのは、大枠の目標です。
 つまり、上記2に記した各要素をどう組み合わせるかが、重要。
 この組み合わせを考えるということは、まさに損益改善のための方向性、方針を明らかにするということで、このプロセスが最も重要。
 例えば、限界利益率を犠牲にして、売上の規模を確保するのか、
 プロモーションコストをかけて、固定費を増やしてでも売上高を増やすのか、
 高付加価値路線に切替え、多少売上高を犠牲にしてでも限界利益率の向上をはかるのか、
 ・・・

4.正しい手順を踏む
 目標利益(あるいは目標売上高等)→損益予想→ギャップ認識→損益構造の検討(上記3)とアクションプランの明確化→科目別計画
 といった手順を踏むことで、上記1~3は実現されることになります。

( )内は、本ブログ用補足



 経理部門が主導して利益計画予算編成を行う場合、細かい経費見込みなどに多大な時間を使い、肝心の戦略・戦術の議論が後回しになることが多いように思います。


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マニアックな数字作りが
目的化しないようにご注意を!


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リエンジニアリングというほどのものでも・・・
- 2008/08/04(Mon) -
 リエンジニアリング、今から15年ほど前一世を風靡しました。

 バブルがはじけて間接費の削減を重要な経営課題にしていた日本企業が丁度タイミング良くアメリカから輸入されたこの手法に飛びついた感がありました。

 私も、当時は多少はこの手法で稼がせていただきました。

 今日は、ちょっとした検査のために、病院に行って来ました。

 使い古されたネタですが、やはり「待ち時間が長い」と感じざるを得ません。

 色々事情もあるのでしょうが・・・この病院の診察後の事務フローは次のようになっていました。

 ①ドクターによるカルテ入力
   ↓
 ②科目別外来受付で診療事項の明細を作成
   ↓
 <③明細を患者が計算課に持参>
   ↓
 ④計算課で保険点数、患者負担額の計算
   ↓
 <⑤隣の支払窓口に請求書類を運ぶ>
   ↓
 ⑥支払窓口から患者が呼ばれて支払

 常識的に考えると、②~⑤はほとんどなくても良いように思えます。
 あるいは、町のクリニックの様に、①と②(②で精算まで終える)でおしまい、ということも可能でしょう。

 色々問題があるのでしょうが、民間ならそう発想して改善を考えるでしょう。

 これだけ分業をすると少なくとも次のような問題は確実に発生します。
 1)コミュニケーション・ギャップによってミスが起こる
 2)情報を伝えるという行為と受け取るという行為で確実に余計な業務が発生する
  (伝達事項を記入なり入力なりする、伝達事項を読み込んで理解する、必要な情報を転記したりする・・・)
 3)運搬に余計な時間を消費する
 4)過度な分業は単純作業の固まりを生み、人のやる気をそぐ

 要は過度な分業を廃して、多能工化をはかる~このケースはそれほど大げさなことではないようにも思えますが~というたったそれだけのことです。

 リエンジニアリングなどと大げさに呼ぶほどのものでもありません。


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しがらみに囚われない、
長年のやり方を疑ってみる
そんなことが必要です。

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管理会計の2つの目的
- 2008/08/02(Sat) -
 管理会計には大きく分けて2つの目的があります。

 ひとつは、「人の管理」、つまり人間理解を基本において、人のやる気を引き出し、組織としての一体感を醸成し、組織全体の生産性を高める、ひいては組織構成員全員の幸福を目指す、そんなことです。

 もうひとつは、「事業の管理」、迅速に課題を発見し、解決策を見いだし、実施、その結果をチェックする、あるいは、事業や製品、顧客などといったセグメントごとの採算性等を分析することで、適正な資源配分のあり方を考えるための材料を提供する、そんなことを目的にしています。

 前者のための基本原理は「納得性」です。

 後者のための基本原理は「科学性」です。

 この2つを明確に分けて考えない、あるいは混同することから、管理会計制度の機能不全が起きていることが多くなっています。


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細かいことの前に、基本に忠実であること、
これが成功の決めてです。

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管理会計簡易診断始めました
- 2008/08/01(Fri) -
 最近管理会計制度について、本格的に仕組み構築という前に、現状の問題点と改善の方向性を探りたいというご要望を頂くことが増えてきました。

 そこで、低コスト、短期間で、ご要望にお応えするためのプログラムを作りました。

 ご興味ある方は、是非→管理会計簡易診断プログラムをご覧下さい。


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必ずお役にたてると思います。

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