スポンサーサイト
- --/--/--(--) -
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事のURL | スポンサー広告 | ▲ top
脳の上手な使い方 その4(世界陸上とメンタルトレーニング)
- 2007/08/31(Fri) -
 連日世界陸上のニュースに接しています。

 陸上については、私自身は詳しくありません。世界陸上についての詳しい情報や蘊蓄は、たとえば、
http://eupsychia.blog75.fc2.com/ 発創アリ
などにありますから、是非ご覧になることをおすすめします。

 また、日本人選手の成績不振に対して、偉そうに意見を言う能力もなければ、懸命に努力している選手に対してマスメディアなんかがその結果だけをとらえて論評する姿勢も好きではありません。

 「じゃあ、お前は何が言いたいんだ」との声が聞こえてきそうです。

 メンタルトレーニング、あるいはイメージトレーニングということがあります。この世界では例えば志賀一雅先生が第一人者だと思います。

 志賀先生はオリンピック選手などの育成でも成果をあげておられますが、波の研究を通じて、成功のための実践的なノウハウを開発しておられます。

 私の理解が間違っていなければ、メンタルトレーニングには少なくとも2つの効用があります。

 ひとつは、「将来の好ましいイメージ(目標)を潜在意識にインプットすることによる、その実現」とでも表現できるでしょうか。
 には、フィードバック機能があり、潜在意識にインプットされたイメージと現実との間にギャップがあると、その差をなくす方向に体をコントロールしだすということです。

 もうひとつは、肝心な時にリラックスし集中力を高められるようにするための訓練です。
 具体的には、まず体をリラックスさせ、次に集中力を高めた状態を作ります。次にその状態のままで、競技をしているイメージを頭の中で描きます。
 このことによって、リラックス・集中といった状態と競技との間に反射が形成され、実際に競技する段階において、自動的にリラックス・集中できるということです。

 これらの現象は科学的に完全に解明され、多くの科学者の間で認知されたものではないかもしれません。が、多くの実証例が存在することも事実のようです。

 メンタルトレーニングはスポーツの世界では結構普及しつつあると聞いていますが、日本の陸上界ではどうなんでしょうか?ちなみに志賀先生はマラソン選手やバレーボールチームで成果をあげておられます。

 このようなノウハウはビジネスにおいても使えます。
 例えば、
経営計画を作成し組織化(情報を与え、役割分担し、動機づけし・・・)だけではなく、計画達成イメージを潜在意識にインプットし、満足感に浸るということです。こうすることで、計画達成意欲が一層増すと同時に、知恵がわきやすいの状態を作りだせます。

・大事な顧客交渉やプレゼンで緊張して失敗しやすい人は、上記の「肝心な時にリラックスし集中力を高める」訓練が有効です。

 私自身も、もちろん実践しています。限定的ではありますが、効果も出つつあります。ただ、潜在意識にインプットするための前提である「リラックスして集中した状態」を作りだすのは日々の訓練が必要だと思います。志賀先生はこの状態の時の波はミッドアルファ状態にあるとおっしゃっていますが、その為の実践ノウハウを提唱しておられます。



ブログランキングに参加しています。
皆さんの励ましだけが、このブログの原動力です。
下のバナー、1日1クリック、ご協力をよろしくお願いします。


FC2ブログランキングプチッとひと押し
お願いします(拝)




力開発、下にお問い合わせ下さい。

スポンサーサイト
この記事のURL | 脳力開発 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
パワーポイントのスライドショーを映像に変換する
- 2007/08/30(Thu) -
 私は、公開セミナーの講師をよくやらせていただきますが、そのための資料とプレゼンにはマイクロソフト・パワーポイントをよく利用します。

 配布する資料は紙ものが中心ですが、テーマによってはエクセルのファイルを差し上げることもあります。

 最近思っていたことがあります。
 パワーポイントのスライドショーを映像ファイルにして受講者などに差し上げることはできないかということです。パワーポイントのファイルをそのまま差し上げるのは改編も可能ですから今のところ考えてはいません。ですから、改編できない映像ファイルにできれば良いなと考えていたわけです。

 パワーポイントから直接映像ファイルとして出力する方法はありません。ならば、画面への出力映像をそのまま録画できるソフトはないかと考えました。

 今日、そんなことができるソフトはないかと、インターネットで探してみると、驚いたことにフリーウェアであるんですね。

 このソフトを使うと、PCの画面上に映し出されている動画も静止画も音声付で簡単に録画をすることができます。こんな素敵なソフトをフリーで配布しておられる作者に心から感謝です。

 なお、音声に関するソフトもフリーもしくは数千円でたくさん出ています。たとえば、PC上に流れている音をそのまま録音するソフト(フリー)、これ使うとMIDI形式のファイルをWAVE形式で録音するとか、MDの音声をPCに取り込むなんてあっという間です。その他音声編集ソフト(フリー、フェードアウト・インなんかが簡単にできてしまう)や、動画とナレーション、BGM、SE(効果音)を編集する3千円ぐらいのソフトなんかかもありました。

 セキュリティー上、私自身保証するわけにはいきませんので、具体的なソフト名称はここでは明らかにしませんが、適切なキーワードで検索してみてください。案外簡単に発見できますよ。

 ただ、この記事のタイトル「パワーポイントのスライドショーを映像に変換する」に関連するソフトだけ、リンク先を下記しておきます。私が使用した限りでは不具合はありませんが、動作やセキュリティに関しては一切責任を負いかねますので、あくまで自己責任で使ってください。

Camstudio→http://www.forest.impress.co.jp/article/2003/03/05/camstudio.html


ブログランキングに参加しています。
皆さんの励ましだけが、このブログの原動力です。
下のバナー、1日1クリック、ご協力をよろしくお願いします。


FC2ブログランキングプチッとひと押し
お願いします(拝)




経営課題の解決、お任せ下さい。

この記事のURL | 身近なIT | CM(1) | TB(0) | ▲ top
残念!皆既月食ほとんど見れず
- 2007/08/28(Tue) -
 今日は久しぶりの皆既月食でした。

 こんな日には、ビジネスネタはお休みです。
 そういえば、以前の私の大切な趣味のひとつが、天文でした。すっかり忘れてしまっており、ちょっとマニアックな望遠鏡もほこりをかぶっていました。

 にわか観測しようと思いましたが、どうも天気がいまいち。19時半頃に雲の中にかすんだ赤い皆既中の月を肉眼で見ることはできましたが、撮影は無理っぽく早々にあきらめました。

 思えば、今から7年前の7月16日には近くの公園に望遠鏡を担いで月食撮影に行ったのでした。

 今回うまくいかなかった負け惜しみで、その時の写真(プリントしたものをスキャンしています)をアップします。
 今日見れなかった方、少しだけ楽しんでください。

注意!
下の写真は本日のものではありません。
2000年7月16日の皆既月食時のものです。


撮影場所:花園中央公園 
撮影方法:日本特殊光学製1,000㎜シュミットカセグレン反射望遠鏡直接焦点
追尾:ビクセン製の赤道儀による自動ガイド
カメラ:アサヒペンタックスSPボデー(35年前の年代もの) 
フィルム:フジカラー400 
撮影者:櫻井道裕

時刻:21時15分頃 露出:1/250秒
kaiki1.jpg
40%ぐらい欠けました

時刻:21時30分頃 露出:1/125秒
kaiki2.jpg
半分以上欠けました

時刻:21時45分頃 露出:1/30秒
kaiki3.jpg
どんどん月が消えていきます

時刻:21時55分頃 露出:1/2秒
kaiki4.jpg
皆既直前

時刻:22時5分頃 露出:1分
kaiki5.jpg
皆既中は、地球によって大部分の太陽の光は遮られますが、地球の大気で屈折して回り込んだ太陽光が月にあたっています。紫や青といった短い波長の光は大気によって吸収(散乱:レイリー散乱というそうだ)されるため、夕日と同じで光は赤くなります。


「おっ、得した」と思われた方も、「なーんだ、7年前かよ」と思われた方も
FC2ブログランキング
上のボタン、是非押してくださいね。

この記事のURL | 料理ネタ他プライベート | CM(0) | TB(0) | ▲ top
本社費配賦
- 2007/08/27(Mon) -
 ブログランキング1位を記念して、こだわりの「本社費配賦」論をひとつ。

 本社費共通費をある一定の基準で各部門に負担させるために、按分計算することを「本社費共通費配賦」(以下単に「本社費配賦」という)などと呼ばれています。

 本社費とは、経理、財務、人事、総務、経営企画、情報システムなどといった部門で発生する費用のことを言いますが、もちろんこれらの部門はコストに見合うだけの売上などの収益を得ているわけではありません。
 あるいは、共通費、これはたとえば全社のPRのための広告宣伝費や全社を統括する役員にかかわる費用などがそれにあたります。
 そしてこれら本社費共通費部門別損益計算をする際には、プロフィット・センター(注)に一定の基準で負担させるわけです。

(注) 「収益-費用=利益」という損益計算ができる組織単位をプロフィット・センターと呼びます。逆に「収益-費用=利益」という損益計算ができない組織単位をコスト・センターと呼びます。上記の本社部門などは通常コスト・センターになります。


 その際の配賦基準は何を使うか、たとえば売上高の大きさに比例して按分するべきなのか、人件費の大きさに比例させるべきなのかなどといったことを中心にさまざまに議論がなされるテーマであるわけです。

 配賦を行う目的はいくつかあります。
(1)部門目標利益を本社費を勘案して決める
(2)製品・サービスの価格を決定する際、コストとして本社費も勘案しておく必要がある
(3)同業他社との業績比較をするためには本社費後利益が必要
(4)部門長に本社費の存在を理解させる

 実はこのような目的をよく考えずに、なるべく正確に配賦しよう(何をもって正確ということすら不明なまま)とするところに混乱が生じるそもそもの原因があります。

 このような目的をふまえたとき、おのずと本社費配賦におけるポイントは明らかになると考えています。すなわち、次の5つが重要なポイントです。

(1)業務代行部門については、受益者負担の考え方を基本に、配賦ではなく内部振替によって負担させる。
 業務代行部門とは情報システムや物流部門といった、いわばライン業務を代行している部門のことを言います。このような部門については、そのコストを配賦するということではなく、受益者負担の観点から、一定の価格を設定し利用実績に基づいて内部振替で料金を徴収する方法が合理的であると言えます。
 なぜなら、このような部門のコストを配賦によって負担させることをすると、このような業務代行部門に対していくら過大な要求をしても負担する配賦額には変化がないため、不必要にコストがアップする傾向があるからです。

 このような代行手数料を徴収するという考え方を発展させた制度にシェアード・サービスというものがありますが、そのことについてはまた日を改めて述べます。

 また、業務代行部門が配賦対象からはずれることによって本社費総額そのものが少額になり、納得性が高まるという効果もあります。

(2)配賦計算は予定配賦によっておこなう。
 配賦計算を毎月の実績値で行うのか予算値で行うのかということですが、結論を言えば、予算で行わなければ納得は得られないということです。
 なぜなら、各部門長は年初に明らかになった本社費を前提として自らの目標を設定しているわけですが、期中において実績配賦されてしまいますと、当初の予定と狂ってしまうからです。つまり部門長自らのコントロールが及ばないところで予定を狂わせるようなことは士気の低下につながるというわけです。

(3)配賦基準はインプット基準を使う。
 配賦基準としてよく採用される売上高などは努力の結果として得られたアウトプットです。
 しかし、本来本社費の配賦度合いは稼がなければならない責任の大きさに比例して決定するべきものです。その意味でアウトプットではなく、インプット、つまり投入資源の大きさを基準にする方が合理的です。具体的には、使用資本や人員数、人件費などです。
 売上高や利益といったアウトプット基準は、努力して成果をあげた部門がより多く負担させられるという意味でも納得性の低い基準です。
 さらに、売上高基準については、たとえば各部門が異業種で構成されているような場合には、全く合理性を欠くことになります。たとえば商社と製造業とでは売上高の質がまったく異なります。つまり商社は製造業に比較して薄利多売であることが多く、見かけ上の売上高が多くなる傾向にあります。その結果負担能力以上の本社費が配賦されることになるからです。

(4)配賦基準については、本社のスタッフやトップが決めるのではなく、各部門長の話し合いによって決めさせる。
 つまり、「決定への参画」させることによって納得性を高めようということです。

(5)本社費の予算編成に当たっては各部門長に意見を述べさせる機会を与える。
 つまり、本社部門の非効率的な運用によって本社費が膨らみ、結果として目標利益が高く設定されることがあっては各負担部門のモラールは低下することになるということです。本社部門においても特にコストダウンに対する意識を高めさせると同時に各負担部門においては、予算編成に参画することによる責任を意識させる意義があります。

 なお、本件、拙著「社長、その数字の使い方は間違ってます!」(中央経済社)により詳しく解説しています。


ブログランキングに参加しています。
皆さんの励ましだけが、このブログの原動力です。
下のバナー、1日1クリック、ご協力をよろしくお願いします。


FC2ブログランキングプチッとひと押し
お願いします(拝)




管理会計のことなら、お任せ下さい。

この記事のURL | 管理会計・マネジメント | CM(3) | TB(0) | ▲ top
御礼、ブログランキング1位獲得
- 2007/08/27(Mon) -
祝、ランキング1位!

 お陰様で、ブログランキング(マーケティング・経営部門)1位を獲得しました。
ranking.jpg

 ひとえに読者の皆様の温かい励ましのお陰です。

 これからも、「おもしろい!役にたつ!」といっていただけるブログにできるよう努めます。なにとぞ、今後ともよろしくお願いします。

 ちなみに、弊社HPは、今日現在Yahoo検索キーワード「管理会計」でトップに表示されています。
管理会計ranking



「よっしゃ、祝ってやろう」と思ってくださった方も「まぐれやろー」と思われた方も、
FC2ブログランキング
上のボタン、是非押してくださいね。




経営課題の解決、お任せ下さい。

この記事のURL | その他 | CM(3) | TB(0) | ▲ top
妻の誕生日
- 2007/08/26(Sun) -
 今日は経営雑感はお休みです。

 昨日は妻の誕生日でした。
 今年は、あることで、妻に大変世話になりましたので、「プレゼント、何がいい?」と聞いたところ、「ひとりで、思う存分買い物がしたいとのことでした」。

 うちは子供がまだ小さく(あと20日で2歳です)普段妻はひとりで何かをするということができないのです。専業主婦ですが、私も配慮が足りなかったと思いました。

 そんなことでいいなら、と引き受けました。妻は大喜びで、大阪難波のナンバパークスへ買い物に行きました。(といっても妻の場合ウィンドー・ショッピング中心で安心なのですが・・・)

 私は、息子と2人で、近くのショッピングセンターの子供の遊び場へ行ったり、結構濃密な時間を過ごしました。

 さすがにそれだけでは申し訳なく思い、「ひとりで1時間自由を謳歌できる券(権)」100枚綴り(つまり100時間分)をプレゼントしました。もちろん、何枚まとめて使っても自由です。
1時間券

 あとは、ブーケと私の得意な手料理。野菜たっぷりのスープ(キャベツ、人参、玉ねぎ、ベーコン、トマトを塩、粗挽き胡椒、タイム、乾燥バジル、ニンニク、コンソメで味付けしてじっくりにこんだもの)と、ラムのソテー(塩と粗挽き胡椒だけ)、キハダマグロの照り焼き(小麦粉をまぶして焼き、最後に醤油:味醂:酒:赤ワインを1:1:1:0.5の割合で合わせたタレで味付け)などです。
DSC00005.jpg

 安上がりでした。「週に換算したらたった2時間やん。そんなんで恩に着せたらあかんわ」との声も聞こえてきそうですが、私にしてみれば少し勇気がいりました。これまで怠けていたから落差が大きいのでしょう。今後1年(券の有効期間は1年です)を考えると結構高くついたのかも・・・


「参考になるなー」と思われた方も、「おのろけか!」と思われた方、「そんなもんじゃ足らんぞ」と思われた方も
FC2ブログランキング
上のボタン、是非押してくださいね。

この記事のURL | 料理ネタ他プライベート | CM(4) | TB(0) | ▲ top
世界陸上開幕、チケット販売に思う
- 2007/08/25(Sat) -
 本日、大阪世界陸上開幕しました。。

 以前の東京での開催時に比べると盛り上がりに欠けているようです。
 それは、ともかく、今回の大阪世界陸上では、チケットの前売り不振が話題になりました。

 これに関連して大阪市が各行政区ごとに販売枚数の一覧表を作成していたことが20日ほど前に発覚しました。市では「各区にハッパをかける意図はまったくなかった。ノルマもない」と話していますが、何も100%否定する必要もないのではないかと思いました。大事な大会を成功させるために、各区職員の協力を求めることが悪いことだとは思えないからです。

 一覧表には、大阪市全24区の名称の横に、それぞれのチケット販売枚数の実数が書かれていたようです。

 人の意欲を引き出す前提として情報を適切に開示することは、極めて重要ですから、このこと自体悪いことには思えません。

 情報の適切な開示の意義についてはいずれ詳しく述べたいと思いますが、少なくとも正しいスコアを見せられるということは、正しい戦いをする上での絶対必要条件であり、また組織内での健全な競争意識というものが業績向上に貢献することは誰しも経験的に理解しているところではないでしょうか。

 今回の一覧表について、それがハッパをかけるためではないと言い訳しようが、ハッパをかけることに機能したことは疑いありません。

 では、よりうまくこれを機能させるにはどうすればよかったかということを考えてみたいと思います。

 まず、事前に各区ごとの目標とそれを達成するための計画が不可欠でした。目標の機能についても詳細は別の機会に譲りますが、少なくとも目指すものがあるのとないのとでは取組意欲が異なること、これも誰しも理解できるところです。

 ただ、目標だけでは単なる掛声に終わる可能性があります。それを防ぎ、効果的にマネジメントするためにも、アクション・プランが極めて重要です。

 次に重要なことは、このような目標・計画そして達成・未達成時の評価について、事前に開示されていることです。今回の市の対応は、販売不振が明らかになった時点でばたばたとしかも不完全な情報を提供しています。人の意欲を考えた場合、逆効果にもなりかねないと思います。

 3つ目は評価基準です。市が作成したリストには、単に区ごとの販売数量が記載されるとどまっていたようです。区ごとに当然人口も異なりますし、企業・団体の数その従業員の数も異なります。当然購買力は異なるはずです。同じ単純な販売数量で評価されることには不公平感が残ることはいわば当然のことです。また、個人で直接申し込むケースや企業団体などを通して購入する場合は、区の実績としてカウントされないなどの不備もあり、評価基準としてはそれこそ評価に値しないものでした。

 もちろん、市はもともと販売強化や評価のためにリストを作成したわけではない・・・と言っているわけですから、私の申し上げていることなど、もとより念頭におかなかったのでしょうが、行政といえども業績を向上させるための仕組みについてそろそろ考えても良いのではないかと考えさせられた出来事でした。


「なるほど、それは言えてる」と思われた方も、「そーかなー」と思われた方も
FC2ブログランキング
上のボタン、是非押してくださいね。




経営課題の解決、お任せ下さい。

この記事のURL | 管理会計・マネジメント | CM(0) | TB(0) | ▲ top
三洋電機の扇風機発火事故、かなり不運、でも
- 2007/08/24(Fri) -
 「三洋製扇風機から出火、2人死亡」との記事に接して、多くの人は「またか」と思ったでしょう。
 三洋電機にはここのところ良いニュースがないからです。

 ここ1年だけでも、
 ・洗濯乾燥機発火
 ・北条工場跡地の土壌から、6種類の有害物質を検出
 ・電池パック異常発熱
 ・粉飾決算の疑い
 ・野中ともよ氏の会長辞任(不祥事ではありませんが)

 全てが全て三洋電機に責めのあることではありません。例えば、6種類の有害物質のうち、鉛とヒ素については、松下電器からの工場譲受け時既に汚染されていたと見られています。

 今回の事故にしても、当事者にしてみれば「37年前の製品にまで責任を追及されるのか」との思いがあるでしょう。

 三洋電機グループは連結では9万4千人もの従業員をかかえる、関西屈指の企業です。二次電池、電子デバイス、太陽光発電、携帯端末などでは高いシェアを誇っていますし、不振の白物でもユニークな製品を開発することで注目されることがよくあります。

 多くの従業員の皆さんのためにも、地域社会のためにも、是非めげずにがんばってもらいたいとエールを送りたいと思います。

 こんなことがあると、ワイドショーなんかで過剰にたたかれることもあるかもしれません。ワイドショーの横暴なキャスターには腹のたつことも多いです。(たとえミートホープのような極端な例であっても、全ての事情を知りえない第三者が口汚くののしる姿は醜いです)

 そして、悪循環に陥ることが多いように思います。不祥事→たたかれる→組織内にできれば表に出したくないとの思いが蓄積→隠蔽体質→またたかれる→以下循環

 悪循環から逃れるために、組織として情報をオープンにすることを最大の価値にするような施策をとることが重要な課題になります。まずはトップから、「悪いことこそ、隠さず、迅速に、オープンにする」ということを習慣づける。組織風土は上からしか変わりません。

 この際、役員室なんかとっぱらって、社長以下役員は、一般の従業員とリアルタイム・コミュニケーションができるような体制を作ればよいのです。

 そして、「情報を迅速に、正確に伝える」ということ自体を高く評価する仕組みが求められているのだと思います。


ブログランキングに参加しています。
皆さんの励ましだけが、このブログの原動力です。
下のバナー、1日1クリック、ご協力をよろしくお願いします。


FC2ブログランキングプチッとひと押し
お願いします(拝)




経営課題の解決、お任せ下さい。

この記事のURL | 組織・人・風土 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
顧客を身内にする
- 2007/08/23(Thu) -
 ちょっと気になるブログ記事がありました。
あつい日差しと立飲み屋

 この著者が訪れたある居酒屋さんのことなんですが、

 集まっているのは、お客さんというより、サポーターでした。お客さんはサービスを受けますが、サポーターは自らもその店を作っていきます。


とあります。

 このサポーターというのは、小売店や飲食店なんかでは結構大事な視点ですね。

 多くのお店では、日々新規客を得て、その尻から折角得た顧客を失っていっています。新規客獲得には多大なコストがかかります。既存客を維持するにはあまりコストはかかりません。一説には新規客獲得コストは既存客維持コストの6倍かかると言われています。

 そして、最もありがたいのが、この著者がおっしゃっている、「サポーター」あるいは「信者」です。

(もちろん、顧客満足のための基本的な事柄-顧客の事前期待を裏切らない-をしっかりやるのは前提です)

 この世で一番ロイヤリティーの高い顧客って誰でしょう。

 私はそれは「身内」だと思います。

 サポーター育成には、顧客が「自分はこの店の身内なんだ」と思わせることが必要でしょう。

 そのためには、店の運営や行事に役割を与えて参加させるなどということが有効ですね。

 ちなみに、この著者もおっしゃっていますが、「サポーター」が排他的にならないように配慮することはとっても大事だとは思いますが・・・。

 私が独身で、ひとり暮らししていた際、近くのお好み焼屋さんのそれこそサポーターのひとりでした。でも今思えば、あのお店、一見さんにはなかなか入りにくかっただろうなと思っています。


「ちょっとは参考になるな」と思われた方
FC2ブログランキング
上のボタン、是非押してくださいね。




経営課題の解決、お任せ下さい。

この記事のURL | マーケティング | CM(0) | TB(0) | ▲ top
脳の上手な使い方 その3
- 2007/08/22(Wed) -
 外で出会う人出会う人、皆「今日も暑いですね」「いつまでこの暑さ続くんでしょうね」「いやー、もうへとへとですね」などと挨拶がわりに言い合っているのではないでしょうか。かく言う私も例にもれません。

 日本では、挨拶がわりに天気のことを話題にするという習慣があります。

 しかし、最近こう思うようになりました。
 ”暑い、不快なことを、わざわざ確認しあわなくってもいいじゃないか”

 そもそも、天気について会話を交わすときは、大抵不快感を確認し合うことが多いように思います。
「暑い」「寒い」「じめじめうっとおしい」
 相手に対する思いやりを表現するという意味で、美しい日本の心なのかもしれませんが・・・

 でも、「自分はこんなに不快なんだ。わかってくれよ」という意味を込めていることも多いように思います。

 良いことを確認し合うこともなくはないでしょうか?でも少ないですね。
「すがすがしいですね」「からっとしたいい天気ですね」「ぽかぽか暖かいですね」など・・・

 不快なことに意識を集中すると、ますます不快になります。暑い中でも、たとえば子供たちはそんなこと気にせず走り回っていることありますね。そんなとき、暑いという不快感よりも、遊びに熱中してその楽しさに意識が集中しているはずです。そうすると、不快感どころか快感を感じることになります。

 この違いはにとって非常に重要です。

 このブログにたびたびご登場いただいています志賀一雅先生によると、不安や怖れを感じると、からアドレナリンやノルアドレナリンというホルモンが分泌します。

 以下、志賀先生の著書「力」の記述を参考にまとめます。

 アドレナリンやノルアドレナリンは逃走に適した生理状態にするためのホルモンで、骨格筋が活発になり、時として「火事場の馬鹿力」を出せる反面、や内臓などの働きが鈍り、免疫力も低下することになります。そして実際に逃げることなく我慢を続けるとストレスになり健康を害することになります。

 一方、快感を感じると、ドーパミンが分泌します。ドーパミンが分泌すると、気分がよくなり、活力がみなぎり、良いアイデアも出やすくなるそうです。

 一日中超多忙であっても、よい仕事ができた、と満足感があれば、思ったほど疲れていないってことありませんか?
 逆に、日曜日暇で一日中寝ころんでいて、後悔、これって結構疲れませんか?

 自己満足でもよいので(自己満足でもドーパミンは出るそうです)うれしいこと、楽しいこと、気持ちいいことに意識を集中させることが健康でかつ高い生産性の活動を行う前提になりそうです。

 試しにやってみてください。今日あった良かったことを思い出しながら「良かった、ありがとう」と心の中でとなえるんです。それだけで、体がじーんと気持ちよくなりませんか?

 えっ、いいことなかった?
 別に大きいことでなくてもいいんです。お昼ごはんおいしかった。近所のおばさんがにこやかにあいさつしてくれた・・・
 最悪は、何もなくてもただ、「よかった、ありがとう」と続けてやってみてください。それでも効果は十分にあるそうです。



ブログランキングに参加しています。
皆さんの励ましだけが、このブログの原動力です。
下のバナー、1日1クリック、ご協力をよろしくお願いします。


FC2ブログランキングプチッとひと押し
お願いします(拝)




経営課題の解決、お任せ下さい。

この記事のURL | 脳力開発 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
設備投資の戦略的意味
- 2007/08/21(Tue) -
 7月31日(ちょっと前です)にシャープは大阪堺市に三重県の亀山工場をしのぐ巨大な工場を建設すると発表しました。

 あの折には、「液晶、新鋭大規模コンビナートでサムソン追撃」ということに注目が集まりました。

 実は、今日新聞を読んでいて、またこの堺工場のことが大きく扱われていました。

 「今更なんだ」と思ってよく見てみると、液晶ではなく「太陽電池」についての記事でした。「太陽電池」は液晶とは異なり、シャープの世界シェアはナンバーワンです。

 記事によると、堺では年1.000メガワットの生産能力を持つことになり、既存工場の能力と合わせると世界市場の過半数を占めることになるとのことでした。更に、この能力は最終的には2,000メガワットまで高めるとのこと、

 さらに、太陽電池のタイプは、従来の住宅の屋根などに設置する「多結晶型」ではなく、高層ビルなどの壁面や窓に設置できる「薄膜太陽電池」で「夢の太陽電池」と言われているタイプということでした。

 この設備投資には、少なくとも3つの戦略的意味があると思われます。

 ひとつは、「規模の経済性」、このことについては既に以前述べました。→トップシェア

 二つ目は、「範囲の経済性」、薄膜太陽電池の生産工程は液晶パネルのそれと原理が同じ、つまり製造装置や原材料、ノウハウを共有できるということです。

 三つ目は、これは意識しているかどうかは定かではありませんが・・・時として企業は過剰な設備投資をあえて行うことがあります。
 それは、競争相手の投資の意欲を萎えさせるという効果があります。何故なら、競争相手は追随してしまうと業界として過剰設備となり、泥試合になってしまうと思うからです。

 今後の競合者(ドイツのQ-Cells、京セラ、中国のサンテック)などの対応が見ものです。


ブログランキングに参加しています。
皆さんの励ましだけが、このブログの原動力です。
下のバナー、1日1クリック、ご協力をよろしくお願いします。


FC2ブログランキングプチッとひと押し
お願いします(拝)




管理会計、戦略構築ならお任せ下さい。

この記事のURL | 経営戦略 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
持続可能なビジネス・モデル
- 2007/08/20(Mon) -
 今日の日経朝刊に積水ハウスの「経年美化」という考え方が紹介されていました。

 積水ハウスは持続可能ビジネスのあり方、ビジョンについて随分以前から社内で研究を重ねておられます。
 その中で、住宅の長寿命化ということを掲げておられます。

 日本の住宅の寿命は100年近くあるヨーロッパなんかと比べると極端に短く25年程度と言われており、資源の有効活用の観点から問題が多いと以前から指摘されていました。

 ただ、住宅の販売ということを考えてみますと、長寿命化が進むと買い替え需要が減少するわけですから、経済性の観点からはマイナスに思えます。

 しかし、積水ハウスではビジネスを住宅販売に限定せず、販売後のメンテナンスや中古住宅流通などのサービス分野にまで拡大し、住宅を長期に渡って活用するビジネス・モデルを作り上げようとしておられます。

 環境対応など持続可能性については、身の回りの紙・ごみ・電気、あるいは環境団体や文化団体への寄付などで満足するむきもあります。このような活動に意味がないわけではありませんし、初期の段階ではそれはそれで立派な活動です。

 しかし、本当の意味で持続可能性を目指すのであれば、事業そのものを対象にして、持続可能ビジネス・モデル構築を考える必要があるということがわかります。


ブログランキングに参加しています。
皆さんの励ましだけが、このブログの原動力です。
下のバナー、1日1クリック、ご協力をよろしくお願いします。


FC2ブログランキングプチッとひと押し
お願いします(拝)




経営課題の解決、お任せ下さい。

 

この記事のURL | 持続可能性・環境経営 | CM(2) | TB(0) | ▲ top
段取り
- 2007/08/19(Sun) -
 お盆が終わったと思ったらすぐに週末、例によって経営雑感はお休みして、料理ネタをひとつ。

 今日は料理をするつもりはありませんでした。が、妻が急に「インゲンと豚肉あるから、ちょっとお願いしていい」と言いました。子供が急に少しぐずりだしたのです。(私が歳をとってからの子供です)
 ふたつ返事で「オーケー、オーケー」と応えた私の頭の中には、既に料理のフローチャートが浮かんでいました。
 すみません、今日はちょっと自慢ネタです。
 ブログのために、私の頭の中を図に表わしてみました。

20070820085106.jpg


 世の中の料理本もこんな具合に見やすくできないのかな、と常々思っています。

 それから、これが完成写真です。

DSC00003.jpg


 味は、ちょっと濃いめで、点数は60点ぐらいでした。
 基本的に調味料の量は大体ですので、多少の味のバラツキはあります。でもそこまで厳密に規定すると面白みがなくなります。アートの部分を残しておきたい、言い訳かな・・・


少しでも「面白かった」と思われた方
FC2ブログランキング
上のボタン、是非押してくださいね。

この記事のURL | 料理ネタ他プライベート | CM(0) | TB(0) | ▲ top
日本人の価値観
- 2007/08/18(Sat) -
 昨日、憲法論議に関連して「価値観」などということに触れました。そこで、日本人の価値観における傾向はどこにあるのか、ということが気になりました。

 その前に、まず「価値観」という言葉の定義について確認をしておきましょう。

広辞苑には、
「個人もしくは集団が世界の中の事象に対して下す価値判断の総体。」
新明解国語辞典第三版には、
「そのものにどういう価値(意義)を認めるかについての、それぞれの人の考え方。」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』には、
「何が大事で何が大事でないかという判断、ものごとの優先順位づけ、ものごとの重み付けの体系のこと。」
それぞれ、以上のように解説しています。

 さて、日本人の価値観について、世界70カ国以上が参加して5年に一度行われる「世界価値観調査」が有名です。
 2000年調査及び2005年調査の中から興味深いものをピック・アップしてみました。

1.「すすんで国のために戦うか」
2000年調査ではYesが15.6%、59ヵ国中最下位です。(上位ではトップのトルコ94.7%、中国89.9%、アメリカは中位で63.3%、下位ではドイツ44.0%、58位のスペイン37.4%)つまり日本はぶっちぎりの最下位です。2005年調査では更に低下して15.1%になっています。多分に教育の影響はあるでしょう。最下位であることを情けないと感じる人もいるでしょう。ただそれもひとつの価値観です。

2.「日本人であることに誇りを感じているか」
2000年、日本は54.2%と74ヵ国中71位、2005年には57.4%と少し増加しています。「戦うか」と連動していそうです。

3.「人はだいたいにおいて信用できるか」
2000年39.6%で、74カ国中第9位、但し「用心する」が52.4%で「信用する」を上回っています。最下位のブラジルは「だいたい信用する」がたったの2.8%、ぞっとしますね。

4.「子どもを持てば、自分のことはある程度犠牲になるのは仕方ないか」
2000年38.5%、73か国中72位、犠牲の種類と度合が国によって異なるでしょうが、ちょっと驚き?

5.「余暇よりも仕事に力を注ぐか」
2000年33.0%は、59カ国中第45位、2005年は少し増加して35.8%、特に40歳未満の層に仕事よりも余暇を重要視する傾向が顕著です。アメリカは31.4%で第47位、上位にはタンザニア、ジンバブエ、バングラデシュなど開発途上国がならんでいます。
このあたりに、世代間での価値観の変動が見られそうです。

6.「就職先を探すとき重視することは」
2000年の日本、給料:11.7%(53位/55国)、安定:33.3%(同27位)、同僚27%(同1位)、達成感25.9%(同16位)
マズローの欲求5段階説の比較的上位欲求に刺激を受けるようです。
それだけ豊かであることの証左でしょうか。

7.「経済成長率が低下して失業がある程度増えても、環境保護が優先されるべきか」
2000年34.0%で60ヵ国中第54位、2005年にはわずかならが増加して35.4%、うーん厳しい現実!というのは私の価値観・・・でも将来の世代に対する責任はそろそろ自覚するべきでは?
ちなみに2000年のトップはスウェーデンの69.0%、かといってスウェーデンの経済力は決して低いわけではありません。その国際競争力は世界で5本の指に入ると言われています。

8.「科学の進歩は人類の利益になるか」
2000年22.6%で64カ国中最下位、但し「害になる」も6.9%と非常に低く、「利益にも害にもなる」が64.8%と非常に高率になっています。トルコ、ナイジェリア、エジプト、中国などは70%以上が「利益になる」と科学礼賛をしているのは個人的にはむしろ不健全な気がします。

9.「人生にとって宗教は重要か」
2000年19.5%は73ヵ国中第72位、ちなみに最下位は中国です。
これは、予想通りでしょうか。
世界の人たちの精神面における宗教というものの意味、日本人には到底理解は不可能なのでしょうか。

最後に、時系列で見て大きな変化を見せているものをいくつか(1990年→2005年の順に表示)
・同性愛を認めるか
Yes9.4%→37.4%

・離婚は認められるか
Yes32.9%→60.2%

・個々人の努力を刺激するようもっと収入の開きを大きくすべきか
Yes47.1%→65.9%

・充実した生活には子どもが必要か
Yes52.5%→43.4%

・社会の重要な目標として
犯罪撲滅31.0%→57.2%

・10年間の国家目標として
強い防衛力9.2%→27.3%

 全体的に総括して日本の特徴をまとめるつもりはここではありません。
 ただ、 かように、価値観というのはおかれている経済・社会・政治・文化・宗教、地理的条件など、更には時代とともに大きく変化するということは知っておきたいものだと思います。

 議論しているのを客観的に見ていて、「それ価値観が違うんで議論になってない。自分の価値観は絶対だと思って主張しても何も生まれないよな」と感じることがあります。

 他人の価値観を認めること、組織や社会としての共通の価値観は何か、共有するべき価値観は何か、そんなことにもう少し意識を持ちたいですね。


ブログランキングに参加しています。
皆さんの励ましだけが、このブログの原動力です。
下のバナー、1日1クリック、ご協力をよろしくお願いします。


FC2ブログランキングプチッとひと押し
お願いします(拝)




経営課題の解決、お任せ下さい。

この記事のURL | マーケティング | CM(5) | TB(0) | ▲ top
憲法論議と理念
- 2007/08/17(Fri) -
 今年もお盆期間中、例年通り、いや例年以上に憲法論議が盛んでした。
 
 「自然界で自己防衛しないものは存在しない」「泥棒に入られて抵抗しないのか」などといった論理を主張する人たち、確かにもっともだと思います。しかし、それはあくまで多くの価値観の中のひとつを前提にしているに過ぎないということだとも思っています。

 片や、戦争の悲惨さ、二度とあのようなことがあってはいけない。戦力の保持というものがいずれはあのような悲劇を生む、と主張する護憲論者。こちらももっともです。しかし、多分に感情的に過ぎる面は否めません。

 そして、今年も議論は平行線で終えていきました。

 本当に議論するべきはこの国の価値観をどこに置くのかということではないのか、と常々思っています。この国のあり方というものを踏まえて、そこから今後の進むべき道を議論しなくては有意義な議論にはなりません。
 
 政治家がよく言う”いわゆる「普通の国」”を目指すのか、場合によっては生存すら脅かされることを覚悟で「イバラの道を行く国」になるのかということです。あるいは、これら以外にも道はあるのかもしれません。

 少なくとも「普通であること」が絶対的価値などとういことはあり得ません。油断すると、「普通でない私たちがおかしいのだ」とうっかり思い込まされてしまうことがありますので注意が必要です。そもそも世界の「普通」とか「常識」とかグローバル・スタンダードなどというものがあるなどということも疑わしいですね。世界には無数の価値観が存在していますから。

 人的資源以外には何の資源もないこの日本を侵略しようという国が現実にあるのかどうかは知りません。(大量に保管されたプルトニウムを目当てにということはあるのだろうか?)将軍様といえども、自滅を覚悟で侵略をしようとはなかなか思わないような気がします。ただ、少なくとも今後厳しい地球環境の中で食糧資源・エネルギー資源などの争奪戦が展開されるであろうことを考えると軍事力というカードを放棄するのは確かに不利でしょう。その意味で”いわゆる「普通の国」”になろうというのはある意味自然な考え方です。

 「いやそうではないのだ。不利は承知の上で、唯一の被爆国として高邁な理想に燃えて、日本の誇りにかけて世界から武力紛争による悲劇をなくすために貢献するのだ」と勇気を持って宣言するのもひとつの道です。

 間違えてはいけないのは、これは単に「戦争は嫌だ」程度のことではないということです。前提として戦力不保持による不利を覚悟するということです。その覚悟なしに、護憲や平和主義をとなえても単なる空論に過ぎないでしょう。そして、この場合は、単に身を縮めて耐えるのではなく、積極的に世界に向けて発言し、行動することになるでしょう。

 結局大切なのは価値観なのです。国の経営も企業経営も同じ、大事なことは、自らの価値観をどこに置くのか、何にこだわるのか、そのことを抜きにして目先のことを考えても結局はうまくいきません。こういったことを理念などと呼びます。つまり、正しいとか間違っているなどということではなく、何を大切にするかということが大事なのです。

 それぞれの国民が目指すべき日本をしっかり見据えて議論に加わることができれば素晴らしいのに、と感じた今年のお盆でした。

 ちなみに、こんなことは百も承知の自民党も民主党も改憲を訴えています。

 つまり議論の余地もなく、「”いわゆる「普通の国」”がこの国の価値観なのだ」と言っているわけです。良し悪しはともかく、少なくとも「ガンジーのような高い志と気概を持った日本人などいない」と結論づけているのでしょうね。ある意味国民は馬鹿にされているのかもしれません。


今朝見たウロコ雲、朝日の中に輝いていました。
まだまだ残暑厳しいですが、季節は確実に秋に向かっています。
お盆を過ぎれば秋の足音、四季ある日本人の感性です。
もっと我々自身に誇りを持ちたいですね。




少しでも「面白かった」と思われた方
FC2ブログランキング
上のボタン、是非押してくださいね。


この記事のURL | その他 | CM(2) | TB(0) | ▲ top
トレードオフの解決
- 2007/08/16(Thu) -
 8月12日の質問への解答の指針です。
 持続可能な社会を実現するということを前提にして、今とるべき道は何かということでした。
 事例として、
 「水銀が入った蛍光灯を国内から調達するか、水銀が入っていない蛍光灯を遠い外国から燃料を使って輸送してくるか」
を提示しました。照明器具の販売をしている会社などをイメージしてもらえば良いです。
 いずれも一長一短です。前者は水銀という重金属を含んでいますから環境や健康にとってリスクになりますし、後者は燃料(多くは石油)を燃焼させCO2を大量に放出することに加担することになります。

 このような問題はトレードオフの問題などと言うことがあります。「あっちたてれば、こっちたたず」ということですね。
 こんな時、バックキャスティング(誰もがよく知っている目的地から逆算で考えるというやり方)が役に立ちます。

 この課題、まず持続可能な社会における照明器具は何かということを考えます。
 それは、例えば「健康や環境にとってリスクのある重金属化学物質に依存しておらず、使用後の循環も考えらており、輸送における環境負荷もないような照明器具」(すごい!理想的です)
 では、「その目的地に近づくために今何をすれば良いのか」と考えるのがバックキャスティングです。
 現時点において、いずれの方法の方が環境負荷が小さいかということを考えるわけではありません。これを言い出すと答はでません。何故なら、水銀による環境負荷とCO2排出による環境負荷を比較できませんから。
 そこで、例えば現時点では、「水銀が入っていない蛍光灯を遠い外国から燃料を使って輸送してくる」を選択し、そのことを国内のメーカーに告知する。それと同時に国内のメーカーに水銀の含有量を減らしてもらうように働きかける、あるいは共同研究したり共同でマーケティングしたりする。そのことによって、目的地に近づく努力をする、ということになります。

 企業がビジョンを掲げることが大切なのは、常に目的地から逆算ベースで思考するという癖をつけるためです。でなければ、行き当たりばったりのその場しのぎ的な解決策に陥ってしまう危険があるわけです。


ブログランキングに参加しています。
皆さんの励ましだけが、このブログの原動力です。
下のバナー、1日1クリック、ご協力をよろしくお願いします。


FC2ブログランキングプチッとひと押し
お願いします(拝)




経営課題の解決、お任せ下さい。

この記事のURL | 持続可能性・環境経営 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
半島を出よ
- 2007/08/14(Tue) -
 盆休みを利用して、村上龍氏の「半島を出よ」を読んでいます。
 今日も経営雑感はお休みにして、この小説の中で紹介されている料理について報告します。(ストーリーについて、ここで触れるような野暮はやめておきます)
 この小説(文庫版)の293ページに次のような記述があります。

=ここから引用=
 チェユクチョンは、布巾で絞って水気を取った豆腐と、同じようによく水気を取ったキムチと、ミンチにした豚肉を、塩と黒胡椒とニンニク、それに胡麻油を加えて混ぜ、卵の黄身をつけて油で揚げる。
=引用ここまで=

 とってもおいしそうで、すぐに実際調理してみました。ただ、私なりに少しアレンジしました。
 まず、味付けについては少し物足りなさを感じましたので、ナンプラーを少し練りこみました。
 そして、卵の黄身となっていますが、全卵を使用、揚げるのではなく、ピカタのようにフライパンに多めの油をひいて焼き上げました。
 形状は全く不明でしたので、ハンバーグ状に成型しました。
 食べてみた感想は、あっさりしたエスニック、なかなかの逸品です。見た目はハンバーグですが、その風味と味はニンニクや胡麻油、キムチが利いておいしいです。豚肉を使っていること、豆腐をたくさん入れていることで、油っこさがなく、いくらでも食べられる感じです。これ、いきなり我が家の定番料理に指定されました。





ブログランキングに参加しています。
皆さんの励ましだけが、このブログの原動力です。
下のバナー、1日1クリック、ご協力をよろしくお願いします。


FC2ブログランキングプチッとひと押し
お願いします(拝)


この記事のURL | 料理ネタ他プライベート | CM(2) | TB(1) | ▲ top
脳の上手な使い方 その2
- 2007/08/14(Tue) -
 2003年に父を亡くして以降、出張などで留守をしている時以外は毎日朝仏壇で、般若心経をあげています。そしていつからか般若心経を完全に諳んじてしまいました。

 今年に入って、急に思い立って写経も始めました。元々筆を使うことが好きな方でしたので、これにも結構はまってしまいほぼ毎日続けています。




 この般若心経というお経、私の勝手な解釈かもしれませんが、8月11日に記述しました、「の上手な使い方」に通ずるものを感じています。

 少し前、NHKで写経に関する番組が放送されていました。

 この番組の中で、仏教思想家の「ひろさちや氏」は般若心経の意味についていくつか簡単な解説を加えられていました。

 例えばグラウンドで野球をして遊んでいる子供がいるとします。遊んでいるときには「グラウンドがもっと広ければ良いのに」と思う。しかし、遊び終わって整備をする時には「なんでこんなに広いのか」と思う。まったく同じグラウンドに対して正反対のことを感じているということです。

 あるいは、込み合った列車の中で人の声がざわついてうるさいと感じている人もいれば、何かに熱中しそんな声は耳に入らない人もいます。まったく同じ環境なのにです。

 つまり、快適とか不快とか変化するのは、周りの環境が変わったからではなく、自分自身が変わったということに気づくべきだということですね。

 炎天下でとっても暑い日でも、長時間、冷房のききすぎた会議室で会議した後、外に出て、「ああ、暖かい」って感じた経験、誰しもありますよね。

 「空」の思想では一切のものが無であると言っていますが、実は「何も無い」だけでなく「無」をも否定していると理解しています。

 有るとか無いとか結局は人間の勝手なとらえ方であり全ては我々のが作り出した幻影にすぎないわけですね。そんなものによって苦しめられることはありませんし、できることなら、どんなことの中にも我々人生の中において必ず積極的意味があるのだと前向きにとらえて生きていきたいものです。


ブログランキングに参加しています。
皆さんの励ましだけが、このブログの原動力です。
下のバナー、1日1クリック、ご協力をよろしくお願いします。


FC2ブログランキングプチッとひと押し
お願いします(拝)




経営課題の解決、お任せ下さい。

この記事のURL | 脳力開発 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
お盆
- 2007/08/13(Mon) -
今年もお盆がやってきました。
ビジネスネタは、休止です。

昨日はお墓参りをしました。
なるべく暑いのを避けようと午後4時にお参りしました。
草を抜いて、墓石を清めて・・・いつも1時間ぐらいかかります。
今回は、姉と甥2人にも手伝ってもらったのですが、予想以上の日差しに大分まいりました。

そして、今日、つい今しがた迎え火をしました。
胡瓜に足をつけたものは馬、ご先祖様が馬に乗って急いで来てくださるように、茄子に足をつけたものは牛、ご先祖様がお帰りになるときなるべくゆっくりお帰りになるように、という意味があるようです。
日本の古い風習ですが、ご先祖様に思いをはせる良い機会です。
ご先祖様あっての私たちですから。

20070813182841.jpg



少しでも「面白かった」と思われた方
FC2ブログランキング
上のボタン、是非押してくださいね。


この記事のURL | 料理ネタ他プライベート | CM(0) | TB(0) | ▲ top
バックキャスティング
- 2007/08/12(Sun) -
 8月8日に少し触れましたバックキャスティング、当たり前のことのように思えるのですが、道に迷った時には結構効用のあるものです。
 
 たとえば、ナチュラル・ステップでは次のような事例を示しています。

 「水銀が入った蛍光灯を国内から調達するか、水銀が入っていない蛍光灯を遠い外国から燃料を使って輸送してくるか」

 いずれも一長一短ですね。前者はもちろん水銀という重金属を含んでいますから環境や健康にとってリスクになります。一方後者は燃料(多くは石油)を燃焼させCO2を大量に放出することに加担することになります。さて、いずれが持続可能な社会実現をゴールとした場合選択するべき道でしょうか?

 答は近いうちにお示ししますので、是非考えてみてください。


ブログランキングに参加しています。
皆さんの励ましだけが、このブログの原動力です。
下のバナー、1日1クリック、ご協力をよろしくお願いします。


FC2ブログランキングプチッとひと押し
お願いします(拝)




経営課題の解決、お任せ下さい。

この記事のURL | 持続可能性・環境経営 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
脳の上手な使い方
- 2007/08/11(Sat) -
 今朝少しだけ面白い体験をしました。

 私は通常5時45分頃に起きてウォーキングとストレッチをすることを日課にしています。あ、それと写経もします。(写経についてはいずれ別の機会に)

 今朝自然に目覚めて時計を見ると、何と7時でした。「しまった、寝過した、でも充分眠ることができた」と思った私は、気持ちよく起きることができました。起きる時には、いつものやり方「あーよく寝た、気持ちいいー、今日もいいことありそうだ」と声に出して起きました。

 そして、起き上がってもう一度時計を見てみると何とまだ5時だったのです。寝ぼけていたんでしょうね。昨日床についたのが0持30分ですから、睡眠時間は4時間半です。

 ここで大切な気づきがあります。それはというのは、上手にだまされてくれるということです。7時だと思ったから寝すぎたとが誤解し、「もう良く寝たんだから気持ちよく起きよ」との指令を体全体に流したようです。

 以前からお付き合いさせていただいているの研究者で志賀一雅先生という方がいらっしゃいます。

 この方はスポーツ選手や多くのビジネスマン、さらには受験生に対しての上手な使い方としての、メンタルトレーニングを長年指導しておられます。(現在フジサンケイビジネスアイの火曜日に連載記事を書いておられます)

 先ほどの「あーよく寝た、気持ちいいー、今日もいいことありそうだ」という暗示も先生直伝の簡単なノウハウのひとつです。これを1週間程度やっていると、はうまくだまされて、というかコントロールされて満足のホルモン「ドーパミン」を体に分泌し、気持ちよく目覚めさせてくれるというのです。まー論より証拠、是非明日から1週間してみてください。

 ちなみにウォーキングの際も「今日も生きてる、元気だ、ついてる、よかった、ありがとう、今日もいいことありそうだ」と思いながらやっています。

 そうすると体の中にエネルギーがあふれてくるのをはっきりと感じることができます。きっと、先生がおっしゃる満足のホルモン「ドーパミン」や希望のホルモン「チロトロピン」なんかが分泌されるんでしょうね。そうすると体が気持よくなり、また活性化され健康にもなるそうです。

 夜眠りにつくときには、今日の良かったことを思い出して、「よかった、ありがとう」と何度かとなえて眠ると、また体に良いようです。

 今後もの上手な使い方については、コメントしていこうと思いますが、早く知りたいという方は、志賀先生の著書「潜在脳」(ダイヤモンド社)「脳力(のうりき)」(エコー出版)などをお読みいただくか、
脳力開発研究所にコンタクトしてください。


ブログランキングに参加しています。
皆さんの励ましだけが、このブログの原動力です。
下のバナー、1日1クリック、ご協力をよろしくお願いします。


FC2ブログランキングプチッとひと押し
お願いします(拝)




経営課題の解決、お任せ下さい。

この記事のURL | 脳力開発 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
スティール・パートナーズによるブルドッグ買収の試み
- 2007/08/10(Fri) -
 昨日ある中小企業経営者(従業員100人規模)とスティール・パートナーズによるブルドッグソース買収劇について少しお話しました。

 その経営者のおっしゃるには、「私ら事業家としては、単にを転がして利鞘を稼ごうというような虚業には嫌悪感を覚えますね。それに、法律論はともかく会社は主だけのものじゃないと思いますよ。」
とのことでした。この会社の筆頭主はなんと従業員持会なのです。ある意味ちょっと変わった会社ではありますが・・・

 私も、この経営者のおっしゃることに経営論として、あるいは心情的に大いに理解をします。心情も大事です。経済は人間が動かしていいるんですから。

 ただ、式の転売による利鞘稼ぎを目的として式の買い付けを行う行為を法的に禁ずるというのは、少なくとも資本主義社会においては、あくまで例外でしょう。
 このあたりについて、買収者であるスティール・パートナーズの属性について言及している高裁判決文は法的判断としての賛否はともかく、なかなかおもしろいので、一部(結構たくさんですが・・・)を引用してみます。

「本件においては,抗告人関係者は後記認定のとおりいわゆる濫用的買収者であって,抗告人関係者による本件公開買付けは,相手方の企業価値ひいては株主共同の利益を毀損するもの(中略)株主平等原則は,会社法の原則の一つであるが,株主の属性によって差異を設けることが当該会社の企業価値の毀損を防止するために必要かつ相当で合理的なものである場合には,それは株主平等原則に反するものではないというべきである」

とする一方、「会社は誰のものか」ということについても、以下のように判断しています。

「株式会社は,理念的には企業価値を可能な限り最大化してそれを株主に分配するための営利組織であるが,同時にそのような株式会社も,単独で営利追求活動ができるわけではなく,1個の社会的存在であり,対内的には従業員を抱え,対外的には取引先,消費者等との経済的な活動を通じて利益を獲得している存在であることは明らかであるから,従業員,取引先など多種多様な利害関係人(ステークホルダー)との不可分な関係を視野に入れた上で企業価値を高めていくべきものであり,企業価値について,専ら株主利益のみを考慮すれば足りるという考え方には限界があり採用することができない。」

そして、スティール・パートナーズの属性については、次の様に断じています。

「買収対象企業についても,対象企業の経営には特に関心を示したり,関与したりすることもなく,当該会社の株式を取得後,経営陣による買収を求める一方で突然株式の公開買付けの手続に出るなど,様々な策を弄して,専ら短中期的に対象会社の株式を対象会社自身や第三者に転売することで売却益を獲得しようとし,最終的には対象会社の資産処分まで視野に入れてひたすら自らの利益を追求しようとする存在といわざるを得ない。そして,抗告人関係者は,相手方の全株式を取得するといいつつ本来協働し合うべき企業の経営面を顧慮せず,いたずらに相手方に不安を与えている。
 すると,このような抗告人関係者がした前記の経緯,態様による本件公開買付け等は,前記の企業価値ひいては株主共同の利益を毀損するものとして信義誠実の原則に抵触する不当なものであり,これを行う抗告人関係者は本件については濫用的買収者であると認めるのが相当というべきである」

 高裁のこのような判断はともかく、今回スティール・パートナーズの主張が最終的に最高裁で退けられた理由は、大きく次の2つです。
  ①特別決議において83%の多数で買収防衛策が支持された
  ②21億円でスティール・パートナーズに割り当てた新株予約権を買い戻すことにより、株主平等原則に配慮した

 特に21億円の出費は、経常利益9億7千2百万円、当期純利益5億4千1百万円( 平成19年3月期連結決算)の会社のものとしては極めて大きな負担です。

 これが本当に株主の利益になる、つまり高裁判決がいうところの「企業価値の毀損」を防止しし今後の更なる向上につながるのかどうかどうか、現経営者の経営手腕が問われるところでしょう。

 ちなみに、今回の本当の勝者は、係争において一番名をあげ利益を得た弁護士の岩倉正和氏だったかもしれません。

PS:今日の朝の散歩で見た美しく咲き誇るヒマワリです。人間の醜い争いをしばし忘れさせてくれます。




ブログランキングに参加しています。
皆さんの励ましだけが、このブログの原動力です。
下のバナー、1日1クリック、ご協力をよろしくお願いします。


FC2ブログランキングプチッとひと押し
お願いします(拝)




経営課題の解決、お任せ下さい。

この記事のURL | ファイナンス | CM(0) | TB(0) | ▲ top
私のストレス解消法その2
- 2007/08/09(Thu) -
 ブログを開設しておよそ2週間になります。このブログのタイトルが「経営雑感」ですから、その主たるテーマは企業経営に関することです。
 ただ、これまでの読者の皆様からは8月6日の私の趣味(男の料理)についてのネタにも多くの反響をいただいています。意外でした。写真を掲載せよとのご要望もいただいています。残念ながら写真撮影は今後の課題として、同じ趣味ネタである茶道について今日はお届します。
 
 私の趣味のひとつにお茶(茶道)があります。始めたのは45歳の時、従ってやっと3年間、それも月に2度、近くの教室でお稽古をして来たに過ぎませんが・・・、お免状もそれなりに頂戴しています。

 私がお茶に魅かれている理由は3つあります。

 ひとつはメンタル面、お点前(てまえ)をしている間というのは、お茶をたてることだけに神経を集中でき、極めてすがすがしい感覚を得ることができるということです。集中をすると脳波がミッドアルファ状態になり、体にとっても非常に良い状態であるといわれています。

 2つ目はその合理性、お茶をしたことがある者は皆気づきますが、お点前の手順は一見複雑そうに見えますが、無駄のない計算しつくされたものなのです。

 3つ目、これは他人から見られる緊張感と快感です。私はコンサルティング以外にも、頻繁に講演やセミナーの講師を務めていますが、長年やっているうちに、他人から注目される緊張感と快感に目覚めつつあります。

 袱紗(ふくさ)をさばき、棗(なつめ)(お抹茶を入れておく容器)と茶勺(ちゃじゃく)(お抹茶とすくって茶碗に入れるための道具)を清め、茶筅(ちゃせん)(お茶をたてるための竹製の道具)を湯通しし、お茶を入れてお茶をたてる、おしまいの手続きとお道具拝見、一連の動作、一点の無駄もない、快感を感じる時間なのです。


少しでも「面白かった」と思われた方
FC2ブログランキング
上のボタン、是非押してくださいね。


この記事のURL | 料理ネタ他プライベート | CM(0) | TB(0) | ▲ top
CSRは難解
- 2007/08/08(Wed) -
 2日前にクラレのCSRレポートを受け取りましたが、今日はCSRについてちょっと考えてみましょう。

 CSR活動は企業の社会的責任で、環境面・社会面・経済面において持続可能になることを目的とした活動のことです。
 「持続可能って何?」ということが疑問ですね。簡単に言ってしまうと(正確ではありませんが)、人類が上記3つの面に配慮して持続的に生存し続けられるということです。
 環境面に配慮しなければ地球温暖化や化学物質汚染などで生命が脅かされます。社会面に配慮しなければ、貧富の差が拡大したり、社会への信頼が失われたりして、いつまでたってもいさかいが絶えません。そしてこれらのことは、経済性にも配慮した上で行われなければ絵に描いた餅ですね。

 ちなみに、「持続可能」という言葉が初めて使われたのは1987年の「環境と開発に関する世界委員会(国連ブルントラント委員会)」の報告書「我ら共通の未来(Our Common Future)」の中の「持続可能な開発(Sustainble Development)でです。そして、1992年の地球サミットでこの概念が世界が目指すべき目標として採択され今日に至っています。もちろん京都議定書もこの流れをくむものです。

 この中で、「持続可能な開発」は「将来の世代が、欲求を自らの力で満たす能力を損なうことがなく、現在の世代の欲求を満たすことができるような開発」と定義されています。日本語らしくない文章です・・、そして「持続可能な開発」の度合い、あるいはその為の能力を「持続可能性(Sustainability)」と言います。

 さて、企業であっても行政であっても個人であっても、何かをなそうとする際には通常目的と目標、更にはそれらと現状とのギャップを明らかにした上で行動を計画しているはずです。現に特に企業などでは中長期経営計画などにおいて5年後などのビジョンを明らかにした上で戦略を練るのが普通のやり方です。このような手法をバックキャスティングと呼ぶことがあります。

 しかしながら、持続可能性については行政や企業がこのバックキャスティングをやっている例は多くはないでしょう。何故なら、目指すべき目的地が「持続可能な開発」であると言われても、それによって何をどの程度やるべきかを知ることは非常に困難です。つまり、具体的な到達点が示されていないのです。

 これに対してひとつの明確な回答(「4つのシステム条件」)を見いだし、企業や行政に対して働きかけを行っている団体で、ナチュラル・ステップというNGOがあります。

 4つのシステム条件の具体的中身については、今後おいおい触れていきます。


少しでも「面白かった」と思われた方
FC2ブログランキング
上のボタン、是非押してくださいね。




経営課題の解決、お任せ下さい。

この記事のURL | 持続可能性・環境経営 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
ニッチトップ企業
- 2007/08/06(Mon) -
 クラレからCSRレポートが送られてきた。

 以前、環境関連の仕事で少し関与させていただいたのだが、それ以降毎年送ってくださる。
当時は、環境報告書と言っていたが、しばらくして環境以外のコンプライアンスほか広く社会的責任を盛り込んだCSR(Corpotate Social Responsivility、企業の社会的責任)に範囲を拡張されている。

 CSRについては、別の機会に譲るが、今日はクラレの戦略について、言及しておきたい。
クラレは、日東電工などと並ぶ代表的なニッチトップ企業だ。
(クラレの売上の50%はトップシェア製品のもの-クラレHPより)

おそらく知らない人はいないであろう人工皮革クラリーノ。素材のブランドが消費者に認知されている稀有な例だ。「インテル入ってる(最近聞かなくなりましたが)」ならぬ「クラリーノ使ってる」である。
その他、プラスチックの中で最高の気体遮断性をもつ機能性樹脂エバール、これは酸素を遮断して内容物の劣化を防ぐことから、各種食品包装材や、揮発ガソリンの漏洩防止としてガソリンタンクに採用されている。その他ユニークな製品には事欠かない。

ニッチトップの意義は、8月2日に書いたトップシェアラーとしてのメリットのほか、小さいマーケットである故に競合が起こりにくいということがある。

こういう特徴のある企業には個人的に非常に好感を持っている。


少しでも「面白かった」と思われた方
FC2ブログランキング
上のボタン、是非押してくださいね。




経営課題の解決、お任せ下さい。

この記事のURL | 経営戦略 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
私のストレス解消法
- 2007/08/05(Sun) -
今日は暑い休日、少しビジネスねたから離れます。
私の事務所は自宅に附属しています。
ここのところ、土日や平日でも事務所にいる日は早めにいったん仕事を切り上げて料理を楽しむことが結構あります。夕食後事務所に戻ることも多いですが・・・
あっ、そうそう、私が独身ということではなく、料理が私の最大の趣味のひとつで、ストレス解消策ということです。
最近うまくいった料理は、

ハンガリー風チキンソテー(ムッシュ村上流)
玉ねぎの薄切りをフライパンで炒め、そこに鶏肉を入れて蒸し焼きに。
鶏に火が通ったら、塩・コショウ・牛乳・生クリーム、小麦粉、パプリカを加えて少し煮る。
これ私の得意料理のひとつ。失敗なしで確実に大好評。

ひつまぶし(「ひつまぶし」は「あつた蓬莱軒」の登録商標です)
多くは語りません。ただ我が家の薬味は多彩、のり、ネギ、みょうが、しそ、わさびなどです。

チヂミ(もどき)
あり合わせでニラ玉の中華風あんかけでも作ろうかと途中まで準備して気が変わりました。
小麦粉を溶いて卵と合わせて、チヂミ風にしてみました。
具はニラ、細切のジャガイモ、いためた玉ねぎ、豚肉
ごま油で焼いて、ナンプラー・ごま油・酢を合わせたつけだれで食べると「ウン」チヂミだ~

鶏甘酢あんかけ
鶏肉に塩・コショウをし、片栗粉をまぶしてフライパンで焼く。
合わせ調味料は、砂糖・しょうゆ・酢・水、これを加熱して炒めた人参・ピーマン・玉ねぎの千切りを合わせる。
最後に水溶き片栗粉でとろみをつけて、焼いた鶏肉にかけて完成。
これはかなりうまい!

ブリの照り焼き
これは、NHKの番組ガッテン流が良いです。
たれに漬け置きせず、ブリに小麦粉をまぶしてそのままムニエルのようにフライパンで強火で1分加熱、ひっくり返してフタをして中火で30秒加熱、その後弱火でたれをからめます。
これで、ブリのうまみがにげず、ジュシーなブリ照りの完成。

たこ焼き
これは、生地がポイント。特にだし汁と小麦粉との比率は極めて重要です。重量比で4:1ぐらいにします。こんなにゆるくていいのっていうぐらいにすると、外カリッ、中柔らかジューシーな大阪たこ焼きになります。

その他
簡単豚肉ソテー(ソテーした豚肉に、ケチャップ、マヨネーズ、ウスターソース、マスタードのソースをからめるだけ)、ボルシチ、さんまの山椒煮などが結構好評でした。


少しでも「面白かった」と思われた方
FC2ブログランキング
上のボタン、是非押してくださいね。


この記事のURL | 料理ネタ他プライベート | CM(2) | TB(0) | ▲ top
チャレンジャーの戦略
- 2007/08/04(Sat) -
 今日(8月3日)のフジサンケイビジネスアイに、ソースネクストがソフトの更新料無料の製品を発売した旨報道があった。 

 たとえば、セキュリティソフトである「ウィルスセキュリティZERO」は通常年間5千円程度かかるのが普通である更新料がかからない。

 彼らの狙いは、「更新料で収益を確保するよりも、市場普及策を優先した方が、収益拡大につながる」(フジサンケイビジネスアイ8月3日)ということである。つまり、更新料を取るよりもまだまだ開拓余地のあるマーケットをスピーディーに取り込んだ方が良いとの判断だ。

 ただひとつ忘れてはならない点があると思う。

 そのことが、今後業界での価格競争に発展し、利益の喰い合いにならないかということだ。

 さて、トレンドマイクロのウィルスバスターやシマンテックのノートンアンチウィルスがこれに追随できるかであるが、もしかすると、ソースネクストにはそれを見込んだ高度な戦略があるのかもしれない。

 つまり、彼ら競合者のビジネスモデルは更新料を前提としたもので、そのために大きな投資を既にしてしまっているということだ。

 その投資を無駄にするような追随はしにくいとの読みがあるのかもしれない。
 
 そのような既に実施済の投資は、管理会計では「埋没原価」にあたり、将来における意思決定には影響をあたえないのであるが、心理的にそのように割り切って考えることができないことも多いようだ。


ブログランキングに参加しています。
皆さんの励ましだけが、このブログの原動力です。
下のバナー、1日1クリック、ご協力をよろしくお願いします。


FC2ブログランキングプチッとひと押し
お願いします(拝)




経営課題の解決、お任せ下さい。

この記事のURL | 経営戦略 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
トップシェア
- 2007/08/02(Thu) -
 今日の日経新聞に主要商品・サービスシェアについての記事が一面で扱われていました。

 「どうしてそんなに順位にこだわるの」って思う人もいるんじゃないでしょうか。

 私なども比較的闘争心のない方で、他人と比べて勝ったとか負けたとかあまり気にしない方です。男性ホルモン”テストステロン”があまり多くないのかもしれません。

 我々コンサルタントには結構競争心旺盛な人も多く、他人の年収などを気にする人もいます。

 ただ、企業の場合は、競争相手との相対的なシェア優位性は結構大事です。ちゃんと経営を勉強した人にとっては目新しいことではありませんが、

 第1に規模の経済性があります。

 多く製造した方が製品1単位当たりの固定費負担が少なくて済みますから、コスト競争力が高くなります。

簡単な例で示すと、
製品1個当たり変動費が10,000円、固定費総額1,000,000,000円(内製造固定費700,000,000円、管理固定費300,000,000円)の会社が、200,000個製造した時の1個当たり原価は、
10,000円+1,000,000,000円÷200,000個=15,000円
になります。

一方製品1個当たり変動費が10,000円、固定費総額1,100,000,000円(内製造固定費800,000,000円、管理固定費300,000,000円)の会社が、250,000個製造した時の1個当たり原価を計算してみます。
製造固定費は幾分増加すると仮定していますが、変動費のように製造個数の増加に比例的に連動して増えることはありません。管理固定費は製造個数には全く無関係ですので同額としています。そうすると、1個当たり原価は、
10,000円+1,100,000,000円÷250,000個=14,400円
になります。

このようなことが、企業が規模を追求する第一義的な意味です。

 第2に、ボストン・コンサルティング・グループが提唱する概念で「経験曲線」があります。

 これは累積生産量の増加にともなって、習熟度の向上などで単位当たりのコストが低減していくというものです。

 このことの戦略的な意味は、競争相手に対して相対的にシェアで優位にたつということで、競争相手より早く経験をつみ、コスト競争力を高めることができるということです。

 第3に、「情報の蓄積」をあげることができます。
No.1企業には、自然と情報が集まってくるということです。たとえば、その製品分野での相談を持ちかけるとしたら、やはりまずはNo.1企業のところですから。

 第4に、「信用やブランド価値の高まり」も無視できません。
No.1であるというだけで、何となく信用してしまったり、ブランドを好ましいものと考える心理がありそうです。

 なんだか経営の教科書みたいなことになってしまいました。この辺でやめておきます。

PS:今日も朝ウォーキングをしました。大阪の近郊の都市であり、自然と呼べるものはほとんどないところですが、今日はウォーキングコースの幅2メートルぐらいの小さな人口の川にカルガモの親子と、青サギを発見しました。ここらあたりも捨てたものではありません。


少しでも「面白かった」と思われた方
FC2ブログランキング
上のボタン、是非押してくださいね。




経営課題の解決、お任せ下さい。

この記事のURL | 経営戦略 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
| メイン |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。