スポンサーサイト
- --/--/--(--) -
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事のURL | スポンサー広告 | ▲ top
ガソリン値下げ、管理会計的に見ると
- 2008/04/02(Wed) -
 昨日は半分以上のガソリンスタンドが値下げに踏み切ったようです。

 気になることがあります。

 「赤字覚悟で・・・」

 本当でしょうか?

 少し古いデータですが、ガソリンスタンドの原価率は、約53%、支払運賃を入れても約56%です。(中小企業の原価指標、平成12年発行-残念ながら中小企業の原価指標は現在は発行されていません)

 元の価格が147円とすると、支払運賃も含めた変動費は、約82円です。

 とすると、1リットル当たり65円の限界利益(売上高-変動費)があった計算になります。

 ここから25円値下げしても、限界利益はまだ40円残ります。

 もちろん、更に固定費を引けばマイナスになるかもしれません。

 しかし、販売しなければ限界利益はゼロです。そうすると固定費は一切回収できませんから、赤字幅は値下げして販売するよりも当然大きくなります。(高いガソリンをわざわざ入れようという人奇特な人はいないとすればですが・・・)

 休業にして、人件費を削減したとしても、減価償却費やリース料、地代などの固定費はなくなりません。

 この値崩れによる粗利幅減少がずっと続くのなら簡単に値下げに踏み切ることはできないでしょう。

 しかし、今回の場合は、確実にいずれ近い内に仕入価格が下がるわけです。

 また、他店との競争を考えた場合も、ライバルにシェアを奪われることを考えたら、値下げしないという選択肢はあり得ないと思います。

 管理会計的に考えても、マーケティング的に考えても何の迷いもなく値下げするべきだったと思います。 

関連記事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080402-00000081-san-soci


ブログランキングに参加しています。
皆さんの励ましだけが、このブログの原動力です。
下のバナー、1日1クリック、ご協力をよろしくお願いします。

FC2ブログランキング
プチッとひと押し
お願いします


数字扱いなど、基本を知れば、迷いはなくなることが多いのです

 

この記事のURL | 管理会計・マネジメント | CM(2) | TB(0) | ▲ top
<<元気の出る指標 | メイン | 太陽電池生産量世界第1位から陥落>>
コメント
-興味深い話題-
今、とても旬な話題ですので興味深く読みました。
4月1日で暫定税率が一旦廃止ではあるものの、3月31日までの備蓄量には暫定税率が課税されており、4月1日以降の仕入れに切り替わるのは地域差があるとしても、大体1週間から10日はかかる¥り、その間は25円値下げなないかと思っていたんですが・・・

4月1日からいきなりどこも25円引いてきてました。

これからの1週間は赤字覚悟なんでしょうね。
ただ、それ以降は単に課税分が減るだけだから影響はないと考えるのは、素人考えでしょうか・・・
(もっとも、この1週間の赤字をどう取り戻すかは各GSの経営者は頭を悩ますかもしれませんが)

時々書店でもみる「この商品・商売の原価」みたいな本。
やはり人間、どれだけ儲かっているかなんて気になるところですね。

愛読者としては、時々また別の商材・商売で原価シリーズをやっていただくことを希望します。
2008/04/02 13:18  | URL | 徳山 #-[ 編集] |  ▲ top

--
徳山様
いつもありがとうございます。
「愛読者」なんてうれしいことを言っていただき恐縮です。
そうですね。「原価っていくらなんだろう」って結構気になります。
ただ、原価の捉え方には注意が必要です。
飲食の材料費やGSの仕入原価のように変動費だけでとらえるのか、固定費も一定の基準で配賦してとらえるのかでまるで違ってきます。
前者が直接原価計算、後者が全部原価計算ですが、目的によって適切に使い分ける必要があります。
また、原価ねたで平易に解説できればと思っています。
今後ともよろしくお願い致します。
2008/04/02 17:14  | URL | 南の冠座 #-[ 編集] |  ▲ top


コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://herbist.blog115.fc2.com/tb.php/172-01b6bfed
| メイン |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。